学びて思わざれば則ち罔しとは
学びて思わざれば則ち罔し
まなびておもわざればすなわちくらし
言葉 | 学びて思わざれば則ち罔し |
---|---|
読み方 | まなびておもわざればすなわちくらし |
意味 | いくら学んでも、自ら思索しなければ、真理に到達することはできないということ。 |
出典 | 『論語』為政 |
使用語彙 | 学び / 則ち |
使用漢字 | 学 / 思 / 則 / 罔 |
「学」を含むことわざ
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 一引き、二才、三学問(いちひき、にさい、さんがくもん)
- 田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
- 教うるは学ぶの半ば(おしうるはまなぶのなかば)
- 勧学院の雀は蒙求を囀る(かんがくいんのすずめはもうぎゅうをさえずる)
- 学者の取った天下なし(がくしゃのとったてんかなし)
- 学者むしゃくしゃ(がくしゃむしゃくしゃ)
- 学問に王道なし(がくもんにおうどうなし)
- 学を好むは、知に近し(がくをこのむは、ちにちかし)
- 幾何学に王道なし(きかがくにおうどうなし)
- 聞かぬ事は後学にならず(きかぬことはこうがくにならず)
- 口耳の学(こうじのがく)
- 志学(しがく)
- 芝居は一日の早学問(しばいはいちにちのはやがくもん)
- 芝居は無筆の早学問(しばいはむひつのはやがくもん)
- 少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)
- 非学者、論に負けず(ひがくしゃ、ろんにまけず)
- 顰みを学ぶ(ひそみをまなぶ)
- 学びて時に之を習う亦説ばしからずや(まなびてときにこれをならうまたよろこばしからずや)
- 学ぶ門に書来る(まなぶかどにふみきたる)
- 学ぶに暇あらずと謂う者は暇ありと雖も亦学ぶ能わず(まなぶにいとまあらずというものはいとまありといえどもまたまなぶあたわず)
- 学ぶのに年をとり過ぎたということはない(まなぶのにとしをとりすぎたということはない)
- 耳学問(みみがくもん)
- よく学べよく遊べ(よくまなべよくあそべ)
「思」を含むことわざ
- 合うも不思議合わぬも不思議(あうもふしぎあわぬもふしぎ)
- 明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
- 悪獣もなおその類を思う(あくじゅうもなおそのるいをおもう)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 頭の濡れぬ思案(あたまのぬれぬしあん)
- 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく)
- 蟻の思いも天に昇る(ありのおもいもてんにのぼる)
- あるは厭なり思うは成らず(あるはいやなりおもうはならず)
- 鮑の貝の片思い(あわびのかいのかたおもい)
- 鮑の片思い(あわびのかたおもい)
- 安に居て危を思う(あんにいてきをおもう)
- 家貧しくして良妻を思う(いえまずしくしてりょうさいをおもう)
- 怒りは敵と思え(いかりはてきとおもえ)
- 磯の鮑の片思い(いそのあわびのかたおもい)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)
- 色は思案の外(いろはしあんのほか)
- 怨みほど恩を思え(うらみほどおんをおもえ)
- 思し召しより米の飯(おぼしめしよりこめのめし)
- 思い内にあれば色外に現る(おもいうちにあればいろそとにあらわる)
- 思い面瘡、思われ面皰(おもいおもくさ、おもわれにきび)
- 思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)
- 思い立ったが吉日(おもいたったがきちにち)
- 思い半ばに過ぎる(おもいなかばにすぎる)
- 思い半ばに過ぐ(おもいなかばにすぐ)
- 思いも寄らない(おもいもよらない)
- 思い邪なし(おもいよこしまなし)
- 思いを致す(おもいをいたす)
- 思いを馳せる(おもいをはせる)
- 思いを晴らす(おもいをはらす)
「則」を含むことわざ
- 過ちては則ち改むるに憚ること勿れ(あやまちてはすなわちあらたむるにはばかることなかれ)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 尽く書を信ずれば則ち書無きに如かず(ことごとくしょをしんずればすなわちしょなきにしかず)
- 先んずれば則ち人を制す(さきんずればすなわちひとをせいす)
- 月満つれば則ち虧く(つきみつればすなわちかく)
- 根浅ければ則ち末短く、本傷るれば則ち枝枯る(ねあさければすなわちすえみじかく、もとやぶるればすなわちえだかる)
- 人衆ければ則ち狼を食らう(ひとおおければすなわちおおかみをくらう)
- 兵強ければ則ち滅ぶ(へいつよければすなわちほろぶ)
- 例外のない規則はない(れいがいのないきそくはない)
「罔」を含むことわざ
- 学びて思わざれば則ち罔し(まなびておもわざればすなわちくらし)