形影相同じとは
形影相同じ
けいえいあいおなじ
言葉 | 形影相同じ |
---|---|
読み方 | けいえいあいおなじ |
意味 | 心の善悪が行動に出ること。
形が曲がれば影も曲がり、形がまっすぐであれば影もまっすぐであるように、心が正しければ行いも正しいということ。 |
出典 | 『列子』説符 |
使用語彙 | 形影 / 同じ |
使用漢字 | 形 / 影 / 相 / 同 |
「形」を含むことわざ
- 影の形に随うが如し(かげのかたちにしたがうがごとし)
- 影の形に添うが如し(かげのかたちにそうがごとし)
- 影の形に添うように(かげのかたちにそうように)
- 影も形もない(かげもかたちもない)
- 影も形も見えない(かげもかたちもみえない)
- 形が付く(かたちがつく)
- 形の如く(かたのごとく)
- 形影相弔う(けいえいあいとむらう)
- 形影相伴う(けいえいあいともなう)
- 声なきに聴き、形なきに視る(こえなきにきき、かたちなきにみる)
- 言葉は国の手形(ことばはくにのてがた)
- 善悪の報いは影の形に随うが如し(ぜんあくのむくいはかげのかたちにしたがうがごとし)
- 土人形の水遊び(つちにんぎょうのみずあそび)
- 泣く泣くもよい方を取る形見分け(なくなくもよいほうをとるかたみわけ)
- 訛りは国の手形(なまりはくにのてがた)
- 方言は国の手形(ほうげんはくにのてがた)
- 忘形の交わり(ぼうけいのまじわり)
「影」を含むことわざ
- 暗影を投じる(あんえいをとうじる)
- 暗影を投ずる(あんえいをとうずる)
- 一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
- 陰影に富む(いんえいにとむ)
- 噂をすれば影(うわさをすればかげ)
- 噂をすれば影が差す(うわさをすればかげがさす)
- 影が薄い(かげがうすい)
- 影が差す(かげがさす)
- 陰に託して影を求む(かげにたくしてかげをもとむ)
- 影の形に随うが如し(かげのかたちにしたがうがごとし)
- 影の形に添うが如し(かげのかたちにそうがごとし)
- 影の形に添うように(かげのかたちにそうように)
- 影も形もない(かげもかたちもない)
- 影も形も見えない(かげもかたちもみえない)
- 陽炎稲妻月の影(かげろういなずまつきのかげ)
- 影を畏れ迹を悪む(かげをおそれあとをにくむ)
- 影を落とす(かげをおとす)
- 影を潜める(かげをひそめる)
- 形影相弔う(けいえいあいとむらう)
- 形影相伴う(けいえいあいともなう)
- 三尺下がって師の影を踏まず(さんじゃくさがってしのかげをふまず)
- 七尺去って師の影を踏まず(しちしゃくさってしのかげをふまず)
- 善悪の報いは影の形に随うが如し(ぜんあくのむくいはかげのかたちにしたがうがごとし)
- 謗れば影さす(そしればかげさす)
- 月の影取る猿(つきのかげとるましら)
- 弟子七尺去って師の影を踏まず(でししちしゃくさってしのかげをふまず)
- 杯中の蛇影(はいちゅうのだえい)
- 人事言えば影が差す(ひとごといえばかげがさす)
- 曲がる枝には曲がれる影あり(まがるえだにはまがれるかげあり)
「相」を含むことわざ
- 相性が悪い(あいしょうがわるい)
- 相対のことはこちゃ知らぬ(あいたいのことはこちゃしらぬ)
- 相槌を打つ(あいづちをうつ)
- 相手変われど手前変わらず(あいてかわれどてまえかわらず)
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 相手にとって不足はない(あいてにとってふそくはない)
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 相手のない喧嘩はできぬ(あいてのないけんかはできぬ)
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 相惚れ自惚れ片惚れ岡惚れ(あいぼれうぬぼれかたぼれおかぼれ)
- 相も変わらず(あいもかわらず)
- 案に相違する(あんにそういする)
- 一脈相通ずる(いちみゃくあいつうずる)
- 有無相通じる(うむあいつうじる)
- 王侯将相寧んぞ種あらんや(おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや)
- お相伴にあずかる(おしょうばんにあずかる)
- 冠蓋相望む(かんがいあいのぞむ)
- 肝胆相照らす(かんたんあいてらす)
- 琴瑟相和す(きんしつあいわす)
- 形影相弔う(けいえいあいとむらう)
- 形影相伴う(けいえいあいともなう)
- 血相を変える(けっそうをかえる)
- 毛を見て馬を相す(けをみてうまをそうす)
- 功罪相償う(こうざいあいつぐなう)
- 功罪相半ばする(こうざいあいなかばする)
- 骨肉相食む(こつにくあいはむ)
- 舅の物で相婿もてなす(しゅうとのものであいむこもてなす)
- 相撲に勝って勝負に負ける(すもうにかってしょうぶにまける)
- 相撲にならない(すもうにならない)
「同」を含むことわざ
- 畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
- いとこ同士は鴨の味(いとこどうしはかものあじ)
- 大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)
- 落ちれば同じ谷川の水(おちればおなじたにがわのみず)
- 落つれば同じ谷川の水(おつればおなじたにがわのみず)
- 同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
- 同じ穴の狸(おなじあなのたぬき)
- 同じ穴の狐(おなじあなのむじな)
- 同じ穴の貉(おなじあなのむじな)
- 同じ釜の飯を食う(おなじかまのめしをくう)
- 同じ羽の鳥は集まるものだ(おなじはねのとりはあつまるものだ)
- 君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず(くんしはわしてどうぜず、しょうじんはどうじてわせず)
- 堅白同異の弁(けんぱくどういのべん)
- 下駄も阿弥陀も同じ木の切れ(げたもあみだもおなじきのきれ)
- 下駄も仏も同じ木の切れ(げたもほとけもおなじきのきれ)
- 小異を捨てて大同につく(しょういをすててだいどうにつく)
- 汁を吸うても同罪(しるをすうてもどうざい)
- 人心の同じからざるは其の面の如し(じんしんのおなじからざるはそのおもてのごとし)
- 好いた同士は泣いても連れる(すいたどうしはないてもつれる)
- 田歩くも畔歩くも同じ(たあるくもくろあるくもおなじ)
- 田から行くも畦から行くも同じ事(たからいくもあぜからいくもおなじこと)
- 田を行くも畦を行くも同じ(たをいくもあぜをいくもおなじ)
- 男女七歳にして席を同じゅうせず(だんじょしちさいにしてせきをおなじゅうせず)
- 塵に同ず(ちりにどうず)
- 同気相求む(どうきあいもとむ)
- 同気相求める(どうきあいもとめる)
- 同舟相救う(どうしゅうあいすくう)
- 同日の談ではない(どうじつのだんではない)
- 同日の談にあらず(どうじつのだんにあらず)