木偶の坊とは
木偶の坊
でくのぼう
言葉 | 木偶の坊 |
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読み方 | でくのぼう |
意味 | 役に立たない人や、気の利かない人をののしって言うことば。「木偶」は木彫りの人形のことで、転じて役に立たないひとのこと。 |
使用漢字 | 木 / 偶 / 坊 |
「木」を含むことわざ
- 足を擂り粉木にする(あしをすりこぎにする)
- 諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 一木いずくんぞ能く大廈を支えん(いちぼくいずくんぞよくたいかをささえん)
- 一木大廈の崩るるを支うる能わず(いちぼくたいかのくずるるをささうるあたわず)
- 移木の信(いぼくのしん)
- 植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
- 植木屋の庭で気が多い(うえきやのにわできがおおい)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 独活の大木柱にならぬ(うどのたいぼくはしらにならぬ)
- 埋もれ木に花咲く(うもれぎにはなさく)
- 榎の実は生らば生れ木は椋の木(えのみはならばなれきはむくのき)
- 老い木に花(おいきにはな)
- 老い木に花咲く(おいきにはなさく)
- 老い木は曲がらぬ(おいきはまがらぬ)
- 大木の下に小木育たず(おおきのしたにおぎそだたず)
- 大木の下に小木育つ(おおきのしたにおぎそだつ)
- 驚き、桃の木、山椒の木(おどろき、もものき、さんしょのき)
- 親は木綿着る、子は錦着る(おやはもめんきる、こはにしききる)
- 堅い木は折れる(かたいきはおれる)
- 金のなる木(かねのなるき)
- 枯れ木に花(かれきにはな)
- 枯れ木に花咲く(かれきにはなさく)
- 枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)
- 木から落ちた猿(きからおちたさる)
- 木七竹八塀十郎(きしちたけはちへいじゅうろう)
- 木で鼻(きではな)
- 木で鼻をくくる(きではなをくくる)
「偶」を含むことわざ
- 沙中の偶語(さちゅうのぐうご)
- 木偶の坊(でくのぼう)
「坊」を含むことわざ
- 朝寝坊の宵っ張り(あさねぼうのよいっぱり)
- 洗い髪にはおじ坊主が惚れる(あらいがみにはおじぼうずがほれる)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- けちん坊の柿の種(けちんぼうのかきのたね)
- しつこい坊主に檀那がない(しつこいぼうずにだんながない)
- 吝ん坊と灰吹きは溜まるほど汚い(しわんぼうとはいふきはたまるほどきたない)
- 吝ん坊の柿の種(しわんぼうのかきのたね)
- 譬えに嘘なし坊主に毛なし(たとえにうそなしぼうずにけなし)
- 寺から出れば坊主(てらからでればぼうず)
- 坊主捨て置け医者大事(ぼうずすておけいしゃだいじ)
- 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い(ぼうずにくけりゃけさまでにくい)
- 坊主の鉢巻き(ぼうずのはちまき)
- 坊主の花簪(ぼうずのはなかんざし)
- 坊主の不信心(ぼうずのふしんじん)
- 坊主丸儲け(ぼうずまるもうけ)
- 病め医者死ね坊主(やめいしゃしねぼうず)
- 湯上りにはおじ坊主が惚れる(ゆあがりにはおじぼうずがほれる)
- 宵っ張りの朝寝坊(よいっぱりのあさねぼう)