因果の小車とは
因果の小車
いんがのおぐるま
言葉 | 因果の小車 |
---|---|
読み方 | いんがのおぐるま |
意味 | 悪行に対しては悪い報いがすぐにめぐってくるということ。
小さな車輪がくるくる回転するように、悪い行いは悪い結果となってすぐに回ってくるとの意から。 |
使用漢字 | 因 / 果 / 小 / 車 |
「因」を含むことわざ
- 因果を含める(いんがをふくめる)
- 因縁を付ける(いんねんをつける)
- 親の因果が子に報う(おやのいんががこにむくう)
- 機に因りて法を説け(きによりてほうをとけ)
- 失敗は成功の因(しっぱいはせいこうのもと)
- 百菊作るに因って花変ず(ひゃくぎくつくるによってはなへんず)
- 惚れたが因果(ほれたがいんが)
- 因って来たる(よってきたる)
「果」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 挙げ句の果て(あげくのはて)
- 挙句の果て(あげくのはて)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 争い果てての棒乳切り(あらそいはててのぼうちぎり)
- 諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 因果を含める(いんがをふくめる)
- 起きて働く果報者(おきてはたらくかほうもの)
- 親の因果が子に報う(おやのいんががこにむくう)
- 果報は寝て待て(かほうはねてまて)
- 川立ちは川で果てる(かわだちはかわではてる)
- 木登りは木で果てる(きのぼりはきではてる)
- 寒さの果ても涅槃まで(さむさのはてもねはんまで)
- 頼みの綱も切れ果てる(たのみのつなもきれはてる)
- 成れの果て(なれのはて)
- 話は下で果てる(はなしはしもではてる)
- 振られて帰る果報者(ふられてかえるかほうもの)
- 箆増しは果報持ち(へらましはかほうもち)
- 惚れたが因果(ほれたがいんが)
- 身に過ぎた果報は災いの基(みにすぎたかほうはわざわいのもと)
- 見果てぬ夢(みはてぬゆめ)
- 見目は果報の基(みめはかほうのもとい)
- 山師山で果てる(やましやまではてる)
「小」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 旨い物は小人数(うまいものはこにんずう)
- 大嘘はつくとも小嘘はつくな(おおうそはつくともこうそはつくな)
- 大木の下に小木育たず(おおきのしたにおぎそだたず)
- 大木の下に小木育つ(おおきのしたにおぎそだつ)
- 大遣いより小遣い(おおづかいよりこづかい)
- 大摑みより小摑み(おおづかみよりこづかみ)
- 大所の犬になるとも小所の犬になるな(おおどころのいぬになるともこどころのいぬになるな)
- 大取りより小取り(おおどりよりこどり)
- 大荷に小づけ(おおににこづけ)
- 小田原評定(おだわらひょうじょう)
- 重荷に小づけ(おもににこづけ)
- 肝が小さい(きもがちいさい)
- 君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず(くんしはわしてどうぜず、しょうじんはどうじてわせず)
- 小馬の朝勇み(こうまのあさいさみ)
- 小馬の朝駆け(こうまのあさがけ)
- 小男の腕立て(こおとこのうでたて)
- 小男の総身の知恵も知れたもの(こおとこのそうみのちえもしれたもの)
- 小気味がいい(こきみがいい)
- 小首を傾げる(こくびをかしげる)
- 小言八百愚痴千粒(こごとはっぴゃくぐちせんつぶ)
- 小姑一人は鬼千匹にむかう(こじゅうとひとりはおにせんびきにむかう)
- 小爪を拾う(こづめをひろう)
- 小鍋はじきに熱くなる(こなべはじきにあつくなる)
- 小糠三合あったら入り婿すな(こぬかさんごうあったらいりむこすな)
- 小糠三合あったら婿に行くな(こぬかさんごうあったらむこにいくな)
- 小糠三合あったら養子に行くな(こぬかさんごうあったらようしいにいくな)
「車」を含むことわざ
- 雨、車軸の如し(あめ、しゃじくのごとし)
- 馬の前に車をつけるな(うまのまえにくるまをつけるな)
- 口車に乗せる(くちぐるまにのせる)
- 車の両輪(くるまのりょうりん)
- 車は海へ舟は山(くるまはうみへふねはやま)
- 後車の戒め(こうしゃのいましめ)
- 車軸を下す(しゃじくをくだす)
- 車軸を流す(しゃじくをながす)
- 自転車操業(じてんしゃそうぎょう)
- 前車の覆るは後車の戒め(ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ)
- 前車の轍を踏む(ぜんしゃのてつをふむ)
- 高飛車に出る(たかびしゃにでる)
- 蟷螂が斧を以て隆車に向かう(とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう)
- 拍車をかける(はくしゃをかける)
- 馬車馬のよう(ばしゃうまのよう)
- 火の車(ひのくるま)
- 覆車の戒め(ふくしゃのいましめ)
- 輔車相依る(ほしゃあいよる)
- 横車を押す(よこぐるまをおす)