口から出れば世間とは
口から出れば世間
くちからでればせけん
言葉 | 口から出れば世間 |
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読み方 | くちからでればせけん |
意味 | いったん口出したことは、いつの間にか世間に広まるから、口は慎めということ。 |
使用漢字 | 口 / 出 / 世 / 間 |
「口」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにはとはたてられぬ)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- 開いた口へ餅(あいたくちへもち)
- あったら口に風邪ひかす(あったらくちにかぜひかす)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 可惜口に風ひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 大口を叩く(おおぐちをたたく)
- お猪口になる(おちょこになる)
- 蛙は口から呑まるる(かえるはくちからのまるる)
- 蛙は口ゆえ蛇に呑まるる(かえるはくちゆえへびにのまるる)
- 陰口を利く(かげぐちをきく)
- 陰口を叩く(かげぐちをたたく)
- 敵の家でも口を濡らせ(かたきのいえでもくちをぬらせ)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 軽口を叩く(かるくちをたたく)
- 川口で船を破る(かわぐちでふねをわる)
- 堪忍袋の口を開ける(かんにんぶくろのくちをあける)
- 傷口に塩(きずぐちにしお)
- 食い物と念仏は一口ずつ(くいものとねんぶつはひとくちずつ)
- 口あれば京に上る(くちあればきょうにのぼる)
- 口裏を合わせる(くちうらをあわせる)
- 口数が多い(くちかずがおおい)
- 口から先に生まれる(くちからさきにうまれる)
- 口が動けば手が止む(くちがうごけばてがやむ)
「出」を含むことわざ
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
- 垢は擦るほど出る、あらは探すほど出る(あかはこするほどでる、あらはさがすほどでる)
- 明るみに出る(あかるみにでる)
- 顎を出す(あごをだす)
- 朝日が西から出る(あさひがにしからでる)
- 足が出る(あしがでる)
- 足を出す(あしをだす)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
- 蟻の這い出る隙もない(ありのはいでるすきもない)
- 言い出しこき出し笑い出し(いいだしこきだしわらいだし)
- いい目が出る(いいめがでる)
- 居候、三杯目にはそっと出し(いそうろう、さんばいめにはそっとだし)
- 一歩を踏み出す(いっぽをふみだす)
- 命を投げ出す(いのちをなげだす)
- 意表に出る(いひょうにでる)
- 入り鉄砲に出女(いりでっぽうにでおんな)
- 入り船あれば出船あり(いりふねあればでふねあり)
- 入り船に良い風出船に悪い(いりふねによいかぜでふねにわるい)
- 入るを量りて出ずるを為す(いるをはかりていずるをなす)
- 色気を出す(いろけをだす)
- 嘘から出た実(うそからでたまこと)
- 打って出る(うってでる)
- 膿を出す(うみをだす)
- 裏目に出る(うらめにでる)
- 上手に出る(うわてにでる)
- 奥の手を出す(おくのてをだす)
- おくびにも出さない(おくびにもださない)
- 噯気にも出さない(おくびにもださない)
- 押し出しがいい(おしだしがいい)
「世」を含むことわざ
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 一世を風靡する(いっせいをふうびする)
- いらぬお世話の蒲焼(いらぬおせわのかばやき)
- 有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)
- 浮世の風(うきよのかぜ)
- 浮世は衣装七分(うきよはいしょうしちぶ)
- 浮世は回り持ち(うきよはまわりもち)
- 浮世は夢(うきよはゆめ)
- 浮世渡らば豆腐で渡れ(うきよわたらばとうふでわたれ)
- 歌は世につれ世は歌につれ(うたはよにつれよはうたにつれ)
- 移り変わるは浮き世の習い(うつりかわるはうきよのならい)
- 移れば変わる世の習い(うつればかわるよのならい)
- 縁と浮き世は末を待て(えんとうきよはすえをまて)
- 大きなお世話(おおきなおせわ)
- お世辞にも(おせじにも)
- 親子は一世(おやこはいっせ)
- 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんせ)
- 隔世の感(かくせいのかん)
- 金は世界の回り物(かねはせかいのまわりもの)
- 空世辞は馬鹿を嬉しがらせる(からせじはばかをうれしがらせる)
- 蓋世の気(がいせいのき)
- 現世安穏、後生善処(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
- 高慢は出世の行き止まり(こうまんはしゅっせのいきどまり)
- 心ほどの世を経る(こころほどのよをへる)
- 済世の志(さいせいのこころざし)
- 三人知れば世界中(さんにんしればせかいじゅう)
- 主従は三世(しゅじゅうはさんぜ)
「間」を含むことわざ
- 合間を縫う(あいまをぬう)
- あっという間(あっというま)
- あっと言う間(あっというま)
- 鼬なき間の貂誇り(いたちなきまのてんほこり)
- 鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)
- 間、髪を容れず(かん、はつをいれず)
- 間一髪(かんいっぱつ)
- 間隙を生じる(かんげきをしょうじる)
- 間隙を縫う(かんげきをぬう)
- 間然する所がない(かんぜんするところがない)
- 間然するところなし(かんぜんするところなし)
- 気が利きすぎて間が抜ける(きがききすぎてまがぬける)
- 行間を読む(ぎょうかんをよむ)
- 九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)
- 猿は人間に毛が三本足らぬ(さるはにんげんにけがさんぼんたらぬ)
- 猿は人間に毛が三筋足らぬ(さるはにんげんにけがみすじたらぬ)
- 指呼の間(しこのかん)
- 時間の問題(じかんのもんだい)
- 時間を稼ぐ(じかんをかせぐ)
- 時間を割く(じかんをさく)
- 透き間風は冷たい(すきまかぜはつめたい)
- 急かねば事が間に合わぬ(せかねばことがまにあわぬ)
- 世間がうるさい(せけんがうるさい)
- 世間が狭い(せけんがせまい)
- 世間が広い(せけんがひろい)
- 世間知らずの高枕(せけんしらずのたかまくら)
- 世間の口に戸は立てられぬ(せけんのくちにとはたてられぬ)
- 世間は張り物(せけんははりもの)
- 世間は広いようで狭い(せけんはひろいようでせまい)