「たつ」で終わる故事・ことわざ・慣用句 — 64 件
「たつ」で終わる故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
間に立つ(あいだにたつ)
当事者同士の間に入り、交渉や話し合いを仲介して、調整やとりまとめを行うこと。 「間に入る」ともいう。
証が立つ(あかしがたつ)
自分が潔白であったり、確かであることを証明する。疑いを晴らす。
秋風が立つ(あきかぜがたつ)
男女の間の愛情がなくなること。「秋」を「飽き」に掛けた言葉。 秋の肌寒い風が吹き始めることから。 「秋風が吹く」ともいう。
商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
商人は、損をしたなどと言いながら、いつの間にか倉が建つほどの金持ちになっていることが多いということ。
足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
身近なところで、突然思いもかけないことが起きることのたとえ。また、急に思い立って物事を始めるようす。
跡を絶つ(あとをたつ)
あることが、以前のように見られなくなり、すっかり起こらなくなる。また、それまで現れていたものが、ある時を境に二度と姿を見せなくなる。行方が分からなくなる。
板倉殿の冷え炬燵(いたくらどののひえごたつ)
少しも欠点が見当たらないこと。また、火の入っていない炬燵。 炬燵に火が無い、つまり「火がない」を「非がない」に掛けた地口。京都所司代を長く勤めた板倉重宗の、咎めどころのない勤めぶりに引っかけたという。 「板倉炬燵」ともいう。
韋編三度絶つ(いへんみたびたつ)
繰り返して書を読むこと。 「韋編」は、字を書いた木や竹の札を、なめし皮の紐(ひも)でとじた中国の昔の書物。 孔子は「易経」を愛読し繰り返し何度も読んだため、書物をとじている革紐が三度も切れたという故事から。 「[[韋編三絶*https://yoji.jitenon.jp/yojih/3680.html]]」ともいう。
いらぬ物も三年立てば用に立つ(いらぬものもさんねんたてばようにたつ)
今は使い道の見えない物でも、しまっておけばいずれ出番が回ってくる。手放すのを急がないほうがよい。
上に立つ(うえにたつ)
組織や集団の中で、人を統率し指導する立場にある。
受けて立つ(うけてたつ)
相手からの挑戦に応じ、立ち向かうこと。
腕が立つ(うでがたつ)
優れた技量を持っている。
瓜二つ(うりふたつ)
縦に二つに割った瓜のように、顔かたちがとてもよく似ていること。
男が立つ(おとこがたつ)
男としての名誉や面目が維持できること。
表に立つ(おもてにたつ)
世間にその存在を示して行動すること。
快刀、乱麻を断つ(かいとう、らんまをたつ)
込み入ってどうにもならない問題などを、鮮やかに解決することのたとえ。 「快刀」はよく切れる刀、「乱麻」はもつれた麻糸のこと。 切れ味のよい刀で、もつれた麻糸をすぱっと切るとの意から。 略して「快刀乱麻」ともいう。
顔が立つ(かおがたつ)
その人の面目や名誉がたもたれるということ。
稼げば身立つ(かせげばみたつ)
一生懸命働けば、貧乏に苦しむことはないというたとえ。 「稼ぐに貧乏追い付かず」「辛抱に追い付く貧乏なし」「稼げば身立つ」ともいう。
角が立つ(かどがたつ)
人と人との関係が険悪になること。また、事が荒だつこと。
角番に立つ(かどばんにたつ)
その成否が、これからの運命を決定する重大な局面をむかえること。 「角番」は、囲碁・将棋・相撲などでその勝負に敗れると負けが決まる局番。相撲では、負け越すと大関の地位から降格する場所のこと。
雁がたてば鳩もたつ(がんがたてばはともたつ)
身のほども考えず、むやみに人まねしようとすること。渡り鳥である雁が飛び立つのを見て、遠くまで飛べない鳩も飛び立つことから。
気が立つ(きがたつ)
感情が高ぶって、興奮したりいらいらしたりするさま。
岐路に立つ(きろにたつ)
将来を決定するような重要な場面に直面することのたとえ。 「岐路」は分かれ道。
義理が立つ(ぎりがたつ)
受けた恩に対して、適切な見返りを与えること。
腐り縄も用に立つ(くさりなわもようにたつ)
見捨てられそうなものにも、当てはめる先さえ選べば働き場が残っている。値打ちがないと決めつける前に、使い道のほうを探してみよという言い方。
口では大坂の城も建つ(くちではおおさかのしろもたつ)
話すだけなら、あの巨大な城さえ建ててみせられる。言うことと為すこととの隔たりを笑っていう。 大坂城は、当時なによりも大きな普請の代名詞だった。
口では大阪の城も建つ(くちではおおさかのしろもたつ)
口で言うだけなら、どんな立派なことでも言えるというたとえ。
三十にして立つ(さんじゅうにしてたつ)
三十歳で自己を確立し独立すること。
舌の剣は命を絶つ(したのつるぎはいのちをたつ)
舌は刃物と同じで、そこから放たれた一言が人の命さえ奪いかねないということ。 刃を交えずに人を倒してしまうものだけに、口の利きようには重々気を配らねばならない。
消息を絶つ(しょうそくをたつ)
連絡が取れなくなり、どこにいるのかわからなくなること。行方不明になる。
