「櫂」を含む故事・ことわざ・慣用句
「櫂」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
櫂は三年、櫓は三月(かいはさんねん、ろはみつき)
櫂の扱い方は、櫓の扱い方に比べてずっと難しいということ。
艪櫂の立たぬ海もなし(ろかいのたたぬうみもなし)
どんなに困難なことでも、なにかしらの策はあることのたとえ。 「艪櫂」は、船をこぎすすめるための道具である艪(ろ)と櫂(かい)。 どんなに広い海でも艪や櫂が使えないということはないとの意から。
艪も櫂も立たぬ(ろもかいもたたぬ)
どうにもしようがないこと、打つべき手がまったくないことのたとえ。 艪も櫂も役に立たず舟を進めることができないことから。
艪を押して櫂は持たれぬ(ろをおしてかいはもたれぬ)
艪を漕ぎながら櫂を操ることはできないように、一人で同時に二つのことはできないというたとえ。