桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿とは
桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿
さくらきるばか、うめきらぬばか
言葉 | 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿 |
---|---|
読み方 | さくらきるばか、うめきらぬばか |
意味 | 樹木の剪定(せんてい)方法をいったことば。桜は枝を切ると枯れることがあるのでそのままがいいし、梅は無駄な枝が伸びないように切ったほうがよいということ。 |
使用語彙 | 桜 / 馬鹿 |
使用漢字 | 桜 / 切 / 馬 / 鹿 / 梅 |
「桜」を含むことわざ
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿(さくらおるばか、かきおらぬばか)
- 桜は花に顕われる(さくらははなにあらわれる)
- 酒なくて何の己が桜かな(さけなくてなんのおのれがさくらかな)
- 花は桜木、人は武士(はなはさくらぎ、ひとはぶし)
- 三日見ぬ間の桜(みっかみぬまのさくら)
- 世の中は三日見ぬ間に桜かな(よのなかはみっかみぬまにさくらかな)
- 世の中は三日見ぬ間の桜かな(よのなかはみっかみぬまのさくらかな)
「切」を含むことわざ
- 頭が切れる(あたまがきれる)
- 頭を切り換える(あたまをきりかえる)
- 頭を切り替える(あたまをきりかえる)
- 油が切れる(あぶらがきれる)
- 争い果てての棒乳切り(あらそいはててのぼうちぎり)
- 息が切れる(いきがきれる)
- 息切れがする(いきぎれがする)
- 諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 鼬の道が切れる(いたちのみちがきれる)
「馬」を含むことわざ
- 秋高く馬肥ゆ(あきたかくうまこゆ)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
「鹿」を含むことわざ
- 秋の鹿は笛に寄る(あきのしかはふえによる)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 馬を鹿(うまをしか)
- 親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか)
- 鹿島立ち(かしまだち)
- 火事場の馬鹿力(かじばのばかぢから)
- 金があれば馬鹿も旦那(かねがあればばかもだんな)
- 空世辞は馬鹿を嬉しがらせる(からせじはばかをうれしがらせる)
- 下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の開けっ放し(げすのいっすん、のろまのさんずん、ばかのあけっぱなし)
- 桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿(さくらおるばか、かきおらぬばか)
「梅」を含むことわざ
- 梅一輪一輪ずつの暖かさ(うめいちりんいちりんずつのあたたかさ)
- 梅に鶯(うめにうぐいす)
- 楠の木分限、梅の木分限(くすのきぶげん、うめのきぶげん)
- 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿(さくらきるばか、うめきらぬばか)