無常の風は時を選ばず
ことわざ「無常の風は時を選ばず」の意味・読み方を解説します。
無常の風は時を選ばず
むじょうのかぜはときをえらばず
| 言葉 | 無常の風は時を選ばず |
|---|---|
| 読み方 | むじょうのかぜはときをえらばず |
| 意味 | 人の命は、若い人であっても年老いた人であっても、いつ尽きるか分からないということ。
吹く風が、咲き始めたばかりの花も満開の花も区別せずに散らしてしまうのを、人の死にたとえた言葉。仏教でいう「無常」とは、この世に永遠に変わらないものはないという考え方。 |
| 場面 | 世の儚さ / 予測が難しい / 死亡 |
| 使用漢字 | 無 / 常 / 風 / 時 / 選 |
「無」を含むことわざ
- 味無い物の煮え太り(あじないもののにえぶとり)
- 有って地獄、無くて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 有っても苦労、無くても苦労(あってもくろう、なくてもくろう)
- 網無くして淵にのぞむな(あみなくしてふちにのぞむな)
- 有りそうで無いのが金、無さそうで有るのが借金(ありそうでないのがかね、なさそうであるのがしゃっきん)
- 有るか無きか(あるかなきか)
- 色気と痔の気の無い者はない(いろけとじのけのないものはない)
- 後ろに目無し(うしろにめなし)
- 氏無くして玉の輿(うじなくしてたまのこし)
- 有無相通じる(うむあいつうじる)
「常」を含むことわざ
- 過ちは人の常、許すは神の業(あやまちはひとのつね、ゆるすはかみのわざ)
- 奢る者は心常に貧し(おごるものはこころつねにまずし)
- 常軌を逸する(じょうきをいっする)
- 常山の舌(じょうざんのした)
- 常山の蛇勢(じょうざんのだせい)
- 千里の馬は常にあれども伯楽は常にはあらず(せんりのうまはつねにあれどもはくらくはつねにはあらず)
- 常が大事(つねがだいじ)
- 常常良しの晴れなし(つねづねよしのはれなし)
- 常に来る客は歓迎されず(つねにくるきゃくはかんげいされず)
- 日常茶飯事(にちじょうさはんじ)
「風」を含むことわざ
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 雨に沐い風に櫛る(あめにかみあらいかぜにくしけずる)
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹く(あわにふくかぜはさぬきにもふく)
「時」を含むことわざ
- 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- ある時は米の飯(あるときはこめのめし)
- ある時払いの催促なし(あるときばらいのさいそくなし)
- いざという時(いざというとき)
- 何時にない(いつにない)
- 今を時めく(いまをときめく)
- 飢えたる時は食を択ばず(うえたるときはしょくをえらばず)
