味無い物の煮え太り
ことわざ「味無い物の煮え太り」の意味・読み方・異形などを解説します。
味無い物の煮え太り
あじないもののにえぶとり
| 言葉 | 味無い物の煮え太り |
|---|---|
| 読み方 | あじないもののにえぶとり |
| 意味 | つまらないものほど世間に溢れていることのたとえ。
不味いものに限って、煮ると量ばかりが増えるという意から。 「まずい物の煮え太り」「独活の煮え太り」「阿呆の煮え太り」などともいう。 |
| 異形 | まずい物の煮え太り(まずいもののにえぶとり) |
| 独活の煮え太り(うどのにえぶとり) | |
| 阿呆の煮え太り(あほうのにえぶとり) | |
| 場面 | 役に立たない / 数が多い |
| 使用語彙 | 阿呆 / 独活 |
| 使用漢字 | 味 / 無 / 物 / 煮 / 太 / 独 / 活 / 阿 / 呆 |
「味」を含むことわざ
- 逢い戻りは鴨の味(あいもどりはかものあじ)
- 味なことをやる(あじなことをやる)
- 味も素っ気もない(あじもそっけもない)
- 味を占める(あじをしめる)
- 後味が悪い(あとあじがわるい)
- 医者と味噌は古いほどよい(いしゃとみそはふるいほどよい)
- いとこ同士は鴨の味(いとこどうしはかものあじ)
- 薄気味が悪い(うすきみがわるい)
- 縁は異なもの、味なもの(えんはいなもの、あじなもの)
- 昨日の敵は今日の味方(きのうのてきはきょうのみかた)
「無」を含むことわざ
- 有って地獄、無くて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 有っても苦労、無くても苦労(あってもくろう、なくてもくろう)
- 有るか無きか(あるかなきか)
- 色気と痔の気の無い者はない(いろけとじのけのないものはない)
- 後ろに目無し(うしろにめなし)
- 氏無くして玉の輿(うじなくしてたまのこし)
- 有無相通じる(うむあいつうじる)
- 有無を言わせず(うむをいわせず)
- 遠慮は無沙汰(えんりょはぶさた)
- 応接に暇が無い(おうせつにいとまがない)
「物」を含むことわざ
- 呆れて物が言えない(あきれてものがいえない)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 預かり物は半分の主(あずかりものははんぶんのぬし)
- 阿堵物(あとぶつ)
- 甘い物に蟻がつく(あまいものにありがつく)
- 余り物には福がある(あまりものにはふくがある)
- 合わせ物は離れ物(あわせものははなれもの)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
「煮」を含むことわざ
- 芋の煮えたも御存じない(いものにえたもごぞんじない)
- 業を煮やす(ごうをにやす)
- 醬油で煮しめたよう(しょうゆでにしめたよう)
- 煮え切らない(にえきらない)
- 煮え湯を飲まされる(にえゆをのまされる)
- 煮て食おうと焼いて食おうと(にてくおうとやいてくおうと)
- 煮ても焼いても食えない(にてもやいてもくえない)
- 腸が煮えくり返る(はらわたがにえくりかえる)
- 豆を煮るに萁を燃く(まめをにるにまめがらをたく)
- 見つめる鍋は煮立たない(みつめるなべはにたたない)
「太」を含むことわざ
- 一姫二太郎(いちひめにたろう)
- 鉦太鼓で捜す(かねたいこでさがす)
- 肝が太い(きもがふとい)
- 神経が太い(しんけいがふとい)
- 地団太を踏む(じだんだをふむ)
- 獣を逐う者は目に太山を見ず(じゅうをおうものはめにたいざんをみず)
- 次郎にも太郎にも足りぬ(じろうにもたろうにもたりぬ)
- 線が太い(せんがふとい)
- 太公望(たいこうぼう)
- 太鼓判を押す(たいこばんをおす)
「独」を含むことわざ
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 暗闇の独り舞(くらやみのひとりまい)
- 君子は独りを慎む(くんしはひとりをつつしむ)
- 独楽鼠のよう(こまねずみのよう)
- 独楽の舞い倒れ(こまのまいだおれ)
- 鯛も独りは旨からず(たいもひとりはうまからず)
- 天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)
- 独壇場(どくだんじょう)
- 独り自慢の褒め手なし(ひとりじまんのほめてなし)
「活」を含むことわざ
「阿」を含むことわざ
- 阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)
- 阿嬌(あきょう)
- 阿衡の佐(あこうのさ)
- 阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ)
- 阿堵物(あとぶつ)
- 阿呆の三杯汁(あほうのさんばいじる)
- 阿保の大食い(あほのおおぐい)
- 阿弥陀も銭で光る(あみだもぜにでひかる)
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹く(あわにふくかぜはさぬきにもふく)
- 金の光は阿弥陀ほど(かねのひかりはあみだほど)
