戴く物は夏も小袖
ことわざ「戴く物は夏も小袖」の意味・読み方・異形などを解説します。
戴く物は夏も小袖
いただくものはなつもこそで
| 言葉 | 戴く物は夏も小袖 |
|---|---|
| 読み方 | いただくものはなつもこそで |
| 意味 | ただで手に入るとなれば何であろうと欲しがる、欲の深さをいうたとえ。
「小袖」は絹地に綿を入れた冬の衣で、夏には着る当てがない。それでも人がくれるというなら受け取る、という意から。 「貰う物は夏も小袖」ともいう。 |
| 異形 | 貰う物は夏も小袖(もらうものはなつもこそで) |
| 下さるものなら夏も小袖(くださるものならなつもこそで) | |
| 夏も小袖(なつもこそで) | |
| 場面 | 夏 / 冬 / 季節 / 欲深い |
| 使用語彙 | 戴く / 小袖 / 小 / 頂く / 下さる |
| 使用漢字 | 戴 / 物 / 夏 / 小 / 袖 / 貰 / 下 |
「戴」を含むことわざ
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 頭に霜を戴く(かしらにしもをいただく)
- 事ある時は仏の足を戴く(ことあるときはほとけのあしをいただく)
- 倶に天を戴かず(ともにてんをいただかず)
- 星を戴いて出で、星を戴いて帰る(ほしをいただいていで、ほしをいただいてかえる)
- 星を戴く(ほしをいただく)
「物」を含むことわざ
- 呆れて物が言えない(あきれてものがいえない)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 味無い物の煮え太り(あじないもののにえぶとり)
- 預かり物は半分の主(あずかりものははんぶんのぬし)
- 阿堵物(あとぶつ)
- 甘い物に蟻がつく(あまいものにありがつく)
- 余り物には福がある(あまりものにはふくがある)
- 合わせ物は離れ物(あわせものははなれもの)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
「夏」を含むことわざ
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 天地、夏冬、雪と墨(てんち、なつふゆ、ゆきとすみ)
- 飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし)
- 夏歌う者は冬泣く(なつうたうものはふゆなく)
- 夏布子の寒帷子(なつぬのこのかんかたびら)
- 夏の風邪は犬も食わぬ(なつのかぜはいぬもくわぬ)
- 夏の小袖(なつのこそで)
- 夏の虫、氷を笑う(なつのむし、こおりをわらう)
- 夏は日向を行け、冬は日陰を行け(なつはひなたをいけ、ふゆはひかげをいけ)
- 春小雨夏夕立に秋日照り(はるこさめなつゆうだちにあきひでり)
「小」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 炒り豆と小娘はそばにあると手が出る(いりまめとこむすめはそばにあるとてがでる)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 鵜川の小鮎(うかわのこあゆ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 旨い物は小人数(うまいものはこにんずう)
- 大嘘はつくとも小嘘はつくな(おおうそはつくともこうそはつくな)
- 大木の下に小木育たず(おおきのしたにおぎそだたず)
- 大木の下に小木育つ(おおきのしたにおぎそだつ)
「袖」を含むことわざ
- 三十振袖、四十島田(さんじゅうふりそで、しじゅうしまだ)
- 袖から火事(そでからかじ)
- 袖から手を出すも嫌い(そでからてをだすもきらい)
- 袖にする(そでにする)
- 袖の下(そでのした)
- 袖の下に回る子は打たれぬ(そでのしたにまわるこはうたれぬ)
- 袖は長くとも手は伸ばされぬ(そではながくともてはのばされぬ)
- 袖引き煙草に押し付け茶(そでひきたばこにおしつけちゃ)
- 袖振り合うも他生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)
- 袖を絞る(そでをしぼる)
「貰」を含むことわざ
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 買うは貰うに勝る(かうはもらうにまさる)
- 地獄から火を貰いに来たよう(じごくからひをもらいにきたよう)
- 女房は灰小屋から貰え(にょうぼうははいごやからもらえ)
- 婿は座敷から貰え、嫁は庭から貰え(むこはざしきからもらえ、よめはにわからもらえ)
- 貰い物に苦情(もらいものにくじょう)
