慌てる乞食は貰いが少ないとは
慌てる乞食は貰いが少ない
あわてるこじきはもらいがすくない
言葉 | 慌てる乞食は貰いが少ない |
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読み方 | あわてるこじきはもらいがすくない |
意味 | 急ぎ過ぎると、かえって失敗したり損をすることのたとえ。
先を争って施し物を貰おうとすると反感を買ってしまい、貰える物が少なくなってしまうとの意から。 |
使用語彙 | 慌てる / 乞食 / 少ない |
使用漢字 | 慌 / 乞 / 食 / 貰 / 少 |
「慌」を含むことわざ
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 慌てる蟹は穴へ入れぬ(あわてるかにはあなへはいれぬ)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
「乞」を含むことわざ
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 浮気と乞食はやめられぬ(うわきとこじきはやめられぬ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 親苦、子楽、孫乞食(おやく、こらく、まごこじき)
- お椀を持たぬ乞食はない(おわんをもたぬこじきはない)
- 骸骨を乞う(がいこつをこう)
- 玉斧を乞う(ぎょくふをこう)
- 鍬を担げた乞食は来ない(くわをかたげたこじきはこない)
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 足留めを食う(あしどめをくう)
- 足止めを食らう(あしどめをくらう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 阿保の大食い(あほのおおぐい)
- 泡を食う(あわをくう)
「貰」を含むことわざ
- 買うは貰うに勝る(かうはもらうにまさる)
- 地獄から火を貰いに来たよう(じごくからひをもらいにきたよう)
- 女房は台所から貰え(にょうぼうはだいどころからもらえ)
- 女房は灰小屋から貰え(にょうぼうははいごやからもらえ)
- 婿は座敷から貰え、嫁は庭から貰え(むこはざしきからもらえ、よめはにわからもらえ)
- 婿は大名から貰え嫁は灰小屋から貰え(むこはだいみょうからもらえよめははいごやからもらえ)
- 貰い物に苦情(もらいものにくじょう)
- 貰う物は夏も小袖(もらうものはなつもこそで)