少年老い易く学成り難しとは
少年老い易く学成り難し
しょうねんおいやすくがくなりがたし
言葉 | 少年老い易く学成り難し |
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読み方 | しょうねんおいやすくがくなりがたし |
意味 | 年月は油断しているうちに、たちどころに過ぎ、すぐに年をとってしまう。学問を修めるのは難しいので、若いうちから時間を無駄にせず勉学に励めというおしえ。 |
出典 | 朱熹「偶成」 |
場面用途 | 勉強・勉学 / 若さ・若者 |
使用語彙 | 少年 / 老い |
使用漢字 | 少 / 年 / 老 / 易 / 学 / 成 / 難 |
「少」を含むことわざ
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 言うた損より言わぬ損が少ない(いうたそんよりいわぬそんがすくない)
- 多かれ少なかれ(おおかれすくなかれ)
- 多し少なし子三人(おおしすくなしこさんにん)
- 言葉多きは品少なし(ことばおおきはしなすくなし)
- 少壮幾時ぞ(しょうそういくときぞ)
- 少年よ、大志を抱け(しょうねんよ、たいしをいだけ)
- 竹と人の心の直ぐなのは少ない(たけとひとのこころのすぐなのはすくない)
- 花多ければ実少なし(はなおおければみすくなし)
「年」を含むことわざ
- 商い三年(あきないさんねん)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 悪妻は百年の不作(あくさいはひゃくねんのふさく)
- 悪妻は六十年の不作(あくさいはろくじゅうねんのふさく)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- いい年をして(いいとしをして)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 烏賊の甲より年の功(いかのこうよりとしのこう)
- 烏賊の甲より年の劫(いかのこうよりとしのこう)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
「老」を含むことわざ
- 生まれながらの長老なし(うまれながらのちょうろうなし)
- 海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
- 老い木に花(おいきにはな)
- 老い木に花咲く(おいきにはなさく)
- 老い木は曲がらぬ(おいきはまがらぬ)
- 老いたる馬は路を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 老いては子に従え(おいてはこにしたがえ)
- 老いてはますます壮んなるべし(おいてはますますさかんなるべし)
- 老いの一徹(おいのいってつ)
「易」を含むことわざ
- 案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 易簀(えきさく)
- 易者、身の上知らず(えきしゃ、みのうえしらず)
- 簀を易う(さくをかう)
- 山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し(さんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし)
- 好きな事には騙され易い(すきなことにはだまされやすい)
- 生は難く、死は易し(せいはかたく、しはやすし)
- 創業は易く守成は難し(そうぎょうはやすくしゅせいはかたし)
「学」を含むことわざ
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 一引き、二才、三学問(いちひき、にさい、さんがくもん)
- 田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
- 教うるは学ぶの半ば(おしうるはまなぶのなかば)
- 勧学院の雀は蒙求を囀る(かんがくいんのすずめはもうぎゅうをさえずる)
- 学者の取った天下なし(がくしゃのとったてんかなし)
- 学者むしゃくしゃ(がくしゃむしゃくしゃ)
- 学問に王道なし(がくもんにおうどうなし)
- 学を好むは、知に近し(がくをこのむは、ちにちかし)
- 幾何学に王道なし(きかがくにおうどうなし)
「成」を含むことわざ
- あるは厭なり思うは成らず(あるはいやなりおもうはならず)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 市を成す(いちをなす)
- 一家の言を成す(いっかのげんをなす)
- 一家を成す(いっかをなす)
- 一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりてばんこつかる)
- 重きを成す(おもきをなす)
- 咳唾、珠を成す(がいだ、たまをなす)
- 胸中、成竹あり(きょうちゅう、せいちくあり)
- 勤勉は成功の母(きんべんはせいこうのはは)