噛み合う犬は呼び難しとは
噛み合う犬は呼び難し
かみあういぬはよびがたし
言葉 | 噛み合う犬は呼び難し |
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読み方 | かみあういぬはよびがたし |
意味 | 何かに熱中していると、他から何を言われても耳に入らないことのたとえ。
いくら呼んでも、夢中で噛み合っている犬の耳には入らないとの意から。 |
類句 | 闘う雀、人を恐れず(たたかうすずめ、ひとをおそれず) |
使用語彙 | 合う |
使用漢字 | 噛 / 合 / 犬 / 呼 / 難 |
「噛」を含むことわざ
- 一枚噛む(いちまいかむ)
- 兎も七日なぶれば噛みつく(うさぎもなぬかなぶればかみつく)
- 飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる)
- 噛む馬はしまいまで噛む(かむうまはしまいまでかむ)
- 窮鼠、猫を噛む(きゅうそ、ねこをかむ)
- 酸いも甘いも噛み分ける(すいもあまいもかみわける)
- 苦虫を噛み潰したよう(にがむしをかみつぶしたよう)
- 人噛み馬にも合い口(ひとかみうまにもあいくち)
- 蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる(へびにかまれてくちなわにおじる)
「合」を含むことわざ
- 合言葉にする(あいことばにする)
- 合性が悪い(あいしょうがわるい)
- 合いの手を入れる(あいのてをいれる)
- 合間を縫う(あいまをぬう)
- 合うも不思議合わぬも不思議(あうもふしぎあわぬもふしぎ)
- 合わす顔がない(あわすかおがない)
- 合わせ物は離れ物(あわせものははなれもの)
- 合わせる顔がない(あわせるかおがない)
- 合わぬ蓋あれば合う蓋あり(あわぬふたあればあうふたあり)
- 息が合う(いきがあう)
「犬」を含むことわざ
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
- 犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
- 犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
- 犬と猿(いぬとさる)
- 犬に論語(いぬにろんご)
- 犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)
- 犬は人につき猫は家につく(いぬはひとにつきねこはいえにつく)
- 犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ(いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ)
- 犬骨折って鷹の餌食(いぬほねおってたかのえじき)
「呼」を含むことわざ
- 阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)
- 阿呍の呼吸(あうんのこきゅう)
- 兎を見て犬を呼ぶ(うさぎをみていぬをよぶ)
- お呼びでない(およびでない)
- 風に順いて呼ぶ(かぜにしたがいてよぶ)
- 声なくして人を呼ぶ(こえなくしてひとをよぶ)
- 呼吸が合う(こきゅうがあう)
- 指呼の間(しこのかん)
- ない名は呼ばれず(ないなはよばれず)