知らぬ神より馴染みの鬼とは
知らぬ神より馴染みの鬼
しらぬかみよりなじみのおに
言葉 | 知らぬ神より馴染みの鬼 |
---|---|
読み方 | しらぬかみよりなじみのおに |
意味 | 親しくない善良な人よりも、欠点やくせがあったとしても身近な人のほうが頼りになるというたとえ。
知らない神様より、よく知っている鬼のほうがいいとの意から。 「知らぬ仏より馴染みの鬼」ともいう。 |
異形 | 知らぬ仏より馴染みの鬼(しらぬほとけよりなじみのおに) |
使用語彙 | 神 / より / 馴染 |
使用漢字 | 知 / 神 / 馴 / 染 / 鬼 / 仏 |
「知」を含むことわざ
- 相対のことはこちゃ知らぬ(あいたいのことはこちゃしらぬ)
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- 過ちを観て斯に仁を知る(あやまちをみてここにじんをしる)
- 過ちを観て仁を知る(あやまちをみてじんをしる)
- 息の臭きは主知らず(いきのくさきはぬししらず)
- いざ知らず(いざしらず)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
「神」を含むことわざ
- 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 過ちは人の常、許すは神の業(あやまちはひとのつね、ゆるすはかみのわざ)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 祈らずとても神や守らん(いのらずとてもかみやまもらん)
- 臆病の神降ろし(おくびょうのかみおろし)
- 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
- 御神酒上がらぬ神はない(おみきあがらぬかみはない)
- 怪力乱神を語らず(かいりょくらんしんをかたらず)
- 稼ぐに追い抜く貧乏神(かせぐにおいぬくびんぼうがみ)
「馴」を含むことわざ
- 知らぬ神より馴染みの鬼(しらぬかみよりなじみのおに)
- 知らぬ仏より馴染みの鬼(しらぬほとけよりなじみのおに)
- 水に馴れる(みずになれる)
「染」を含むことわざ
- 朱に染まる(あけにそまる)
- 一指を染める(いっしをそめる)
- 意に染まない(いにそまない)
- 気に染まない(きにそまない)
- 手を染める(てをそめる)
- 筆を染める(ふでをそめる)
- 目に染みる(めにしみる)
- 指を染める(ゆびをそめる)
「鬼」を含むことわざ
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- 天の邪鬼(あまのじゃく)
- 異域の鬼となる(いいきのおにとなる)
- 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
- 鬼が住むか蛇が住むか(おにがすむかじゃがすむか)
- 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
- 鬼が出るか仏が出るか(おにがでるかほとけがでるか)
- 鬼が笑う(おにがわらう)
- 鬼瓦にも化粧(おにがわらにもけしょう)
- 鬼に金棒(おににかなぼう)