馬の耳に念仏とは
馬の耳に念仏
うまのみみにねんぶつ

言葉 | 馬の耳に念仏 |
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読み方 | うまのみみにねんぶつ |
意味 | 人の意見や忠告を上の空で聞き流すため、まったく効果のないことのたとえ。 |
類句 | 坊主の花簪(ぼうずのはなかんざし) |
豚に真珠(ぶたにしんじゅ) | |
猫に小判(ねこにこばん) | |
犬に論語(いぬにろんご) | |
豚に念仏、猫に経(ぶたにねんぶつ、ねこにきょう) | |
使用語彙 | 馬 |
使用漢字 | 馬 / 耳 / 念 / 仏 |
「馬」を含むことわざ
- 秋高く馬肥ゆ(あきたかくうまこゆ)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 馬が合う(うまがあう)
- 馬に乗るまでは牛に乗れ(うまにのるまではうしにのれ)
- 馬には乗ってみよ人には添うてみよ(うまにはのってみよひとにはそうてみよ)
- 馬の足(うまのあし)
- 馬の背を分ける(うまのせをわける)
- 馬の骨(うまのほね)
- 馬の前に車をつけるな(うまのまえにくるまをつけるな)
- 馬の耳に風(うまのみみにかぜ)
- 馬は飼い殺せ、子供は教え殺せ(うまはかいころせ、こどもはおしえころせ)
- 馬も買わずに鞍買う(うまもかわずにくらかう)
- 馬持たずに馬貸すな(うまもたずにうまかすな)
- 馬を牛に乗り換える(うまをうしにのりかえる)
- 馬を鹿(うまをしか)
- 馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない(うまをみずべにつれていけてもみずをのませることはできない)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- お医者様でも有馬の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもありまのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- 老いたる馬は路を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか)
「耳」を含むことわざ
- 馬の耳に風(うまのみみにかぜ)
- 潁水に耳を洗う(えいすいにみみをあらう)
- 壁に耳(かべにみみ)
- 壁に耳あり(かべにみみあり)
- 壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり)
- 壁に耳障子に目(かべにみみしょうじにめ)
- 聞き耳を立てる(ききみみをたてる)
- 牛耳を執る(ぎゅうじをとる)
- 口耳の学(こうじのがく)
- 小耳に挟む(こみみにはさむ)
- 笊耳(ざるみみ)
- 杓子は耳搔きにならず(しゃくしはみみかきにならず)
- 耳順(じじゅん)
- 耳朶に触れる(じだにふれる)
- 耳目となる(じもくとなる)
- 耳目に触れる(じもくにふれる)
- 耳目を集める(じもくをあつめる)
- 耳目を驚かす(じもくをおどろかす)
- 大人は大耳(たいじんはおおみみ)
- 大声は里耳に入らず(たいせいはりじにいらず)
- 忠言、耳に逆らう(ちゅうげん、みみにさからう)
- 忠言は耳に逆らう(ちゅうげんはみみにさからう)
- 聾の早耳(つんぼのはやみみ)
- 天に口あり地に耳あり(てんにくちありちにみみあり)
- 流れに耳を洗う(ながれにみみをあらう)
- 寝耳に水(ねみみにみず)
- 右の耳から左の耳(みぎのみみからひだりのみみ)
- 耳が痛い(みみがいたい)
- 耳学問(みみがくもん)
「念」を含むことわざ
- 朝題目に夕念仏(あさだいもくにゆうねんぶつ)
- 朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねんぶつ)
- 一念、天に通ず(いちねん、てんにつうず)
- 今際の念仏誰も唱える(いまわのねんぶつだれもとなえる)
- 鬼の念仏(おにのねんぶつ)
- 思う念力、岩をも徹す(おもうねんりき、いわをもとおす)
- 思う念力、岩をも通す(おもうねんりき、いわをもとおす)
- 女の一念、岩をも徹す(おんなのいちねん、いわをもとおす)
- 女の一念、岩をも通す(おんなのいちねん、いわをもとおす)
- 蟹の念仏(かにのねんぶつ)
- 食い物と念仏は一口ずつ(くいものとねんぶつはひとくちずつ)
- 虚仮の一念(こけのいちねん)
- 極楽の入り口で念仏を売る(ごくらくのいりぐちでねんぶつをうる)
- 残念閔子騫(ざんねんびんしけん)
- 出家の念仏嫌い(しゅっけのねんぶつぎらい)
- 他人の念仏で極楽参り(たにんのねんぶつでごくらくまいり)
- 食べ物と念仏は一口ずつ(たべものとねんぶつはひとくちずつ)
- 念者の不念(ねんじゃのぶねん)
- 念頭に置く(ねんとうにおく)
- 念には念を入れよ(ねんにはねんをいれよ)
- 念力岩をも徹す(ねんりきいわをもとおす)
- 念を押す(ねんをおす)
- 馬鹿の一念(ばかのいちねん)
- 人に施しては慎みて念うこと勿れ(ひとにほどこしてはつつしみておもうことなかれ)
- 豚に念仏、猫に経(ぶたにねんぶつ、ねこにきょう)
- 朴念仁(ぼくねんじん)
「仏」を含むことわざ
- 朝題目に夕念仏(あさだいもくにゆうねんぶつ)
- 朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねんぶつ)
- 居仏が立ち仏を使う(いぼとけがたちぼとけをつかう)
- 今際の念仏誰も唱える(いまわのねんぶつだれもとなえる)
- お陀仏になる(おだぶつになる)
- 鬼が出るか仏が出るか(おにがでるかほとけがでるか)
- 鬼にもなれば仏にもなる(おににもなればほとけにもなる)
- 鬼の念仏(おにのねんぶつ)
- 蟹の念仏(かにのねんぶつ)
- 神も仏もない(かみもほとけもない)
- 木仏、金仏、石仏(きぶつ、かなぶつ、いしぼとけ)
- 食い物と念仏は一口ずつ(くいものとねんぶつはひとくちずつ)
- 下駄も仏も同じ木の切れ(げたもほとけもおなじきのきれ)
- 事ある時は仏の足を戴く(ことあるときはほとけのあしをいただく)
- 極楽の入り口で念仏を売る(ごくらくのいりぐちでねんぶつをうる)
- 彩ずる仏の鼻を欠く(さいずるほとけのはなをかく)
- 出家の念仏嫌い(しゅっけのねんぶつぎらい)
- 知らぬが仏(しらぬがほとけ)
- 知らぬ仏より馴染みの鬼(しらぬほとけよりなじみのおに)
- 神仏は見通し(しんぶつはみとおし)
- 地獄で仏(じごくでほとけ)
- 地獄で仏に会う(じごくでほとけにあう)
- 地獄で仏に会ったよう(じごくでほとけにあったよう)
- 立ち仏が居仏を使う(たちぼとけがいぼとけをつかう)
- 他人の念仏で極楽参り(たにんのねんぶつでごくらくまいり)
- 食べ物と念仏は一口ずつ(たべものとねんぶつはひとくちずつ)
- 土仏の水遊び(つちぼとけのみずあそび)
- ないが極楽、知らぬが仏(ないがごくらく、しらぬがほとけ)
- 女房、鉄砲、仏法(にょうぼう、てっぽう、ぶっぽう)