牛も千里馬も千里とは
牛も千里馬も千里
うしもせんりうまもせんり

言葉 | 牛も千里馬も千里 |
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読み方 | うしもせんりうまもせんり |
意味 | 早い遅い、上手い下手の違いがあっても結局は同じところに到達するというたとえ。牛がゆっくりと歩いても馬が早く走っても千里の道のりはやはり千里で、同じ目的地に着くことから。 |
使用漢字 | 牛 / 千 / 里 / 馬 |
「牛」を含むことわざ
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
- 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛の歩み(うしのあゆみ)
- 牛の一散(うしのいっさん)
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 牛の涎(うしのよだれ)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 牛を食らうの気(うしをくらうのき)
- 馬に乗るまでは牛に乗れ(うまにのるまではうしにのれ)
- 馬を牛に乗り換える(うまをうしにのりかえる)
- 遅牛も淀、早牛も淀(おそうしもよど、はやうしもよど)
- 女賢しくて牛売り損なう(おんなさかしくてうしうりそこなう)
- 女賢しゅうして牛売り損なう(おんなさかしゅうしてうしうりそこなう)
- 蝸牛、角上の争い(かぎゅう、かくじょうのあらそい)
- 九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
- 牛耳を執る(ぎゅうじをとる)
- 食ってすぐ寝ると牛になる(くってすぐねるとうしになる)
- 暗がりから牛(くらがりからうし)
- 暗がりから牛を引き出す(くらがりからうしをひきだす)
- 暗がりの牛(くらがりのうし)
- 暗闇から牛を引き出す(くらやみからうしをひきだす)
- 鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)
- 呉牛、月に喘ぐ(ごぎゅう、つきにあえぐ)
- 牛蒡抜き(ごぼうぬき)
- 牛蒡抜き(ごぼうぬき)
- 食牛の気(しょくぎゅうのき)
「千」を含むことわざ
- 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 朝起き千両(あさおきせんりょう)
- 朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
- 価千金(あたいせんきん)
- 値千金(あたいせんきん)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一髪、千鈞を引く(いっぱつ、せんきんをひく)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
- 海に千年山に千年(うみにせんねんやまにせんねん)
- 縁あれば千里(えんあればせんり)
- 円石を千仞の山に転ず(えんせきをせんじんのやまにてんず)
- 親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない(おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない)
- 霞に千鳥(かすみにちどり)
- 餓えて死ぬは一人、飲んで死ぬは千人(かつえてしぬはひとり、のんでしぬはせんにん)
- 愚者も千慮に一得有り(ぐしゃもせんりょにいっとくあり )
- 好事門を出でず、悪事千里を行く(こうじもんをいでず、あくじせんりをいく)
- 甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀(こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと)
- 小言八百愚痴千粒(こごとはっぴゃくぐちせんつぶ)
- 小姑一人は鬼千匹にむかう(こじゅうとひとりはおにせんびきにむかう)
- 囁き千里(ささやきせんり)
- 死しての千年より生きての一日(ししてのせんねんよりいきてのいちにち)
- 春宵一刻値千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)
- 雀の千声鶴の一声(すずめのせんこえつるのひとこえ)
- 千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさいっかい)
- 千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさひとがい)
「里」を含むことわざ
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 朝茶は七里帰っても飲め(あさちゃはしちりかえってものめ)
- 一時違えば三里の遅れ(いっときちがえばさんりのおくれ)
- 縁あれば千里(えんあればせんり)
- お里が知れる(おさとがしれる)
- 門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 門松は冥途の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 好事門を出でず、悪事千里を行く(こうじもんをいでず、あくじせんりをいく)
- 酒屋へ三里、豆腐屋へ二里(さかやへさんり、とうふやへにり)
- 囁き千里(ささやきせんり)
- 里心が付く(さとごころがつく)
- 駿河の富士と一里塚(するがのふじといちりづか)
- 千里眼(せんりがん)
- 千里の馬は常にあれども伯楽は常にはあらず(せんりのうまはつねにあれどもはくらくはつねにはあらず)
- 千里の馬も蹴躓く(せんりのうまもけつまずく)
- 千里の馬も伯楽に会わず(せんりのうまもはくらくにあわず)
- 千里の行も足下より始まる(せんりのこうもそっかよりはじまる)
- 千里の堤も蟻の穴から(せんりのつつみもありのあなから)
- 千里の野に虎を放つ(せんりののにとらをはなつ)
- 千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから)
- 千里一跳ね(せんりひとはね)
- 大声は里耳に入らず(たいせいはりじにいらず)
- 籌策を帷幄の中に運らし、勝ちを千里の外に決す(ちゅうさくをいあくのなかにめぐらし、かちをせんりのほかにけっす)
- 寺から里へ(てらからさとへ)
- 虎は千里往って千里還る(とらはせんりいってせんりかえる)
- 虎は千里行って千里帰る(とらはせんりいってせんりかえる)
- 虎は千里の藪に栖む(とらはせんりのやぶにすむ)
「馬」を含むことわざ
- 秋高く馬肥ゆ(あきたかくうまこゆ)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 馬が合う(うまがあう)
- 馬に乗るまでは牛に乗れ(うまにのるまではうしにのれ)
- 馬には乗ってみよ人には添うてみよ(うまにはのってみよひとにはそうてみよ)
- 馬の足(うまのあし)
- 馬の背を分ける(うまのせをわける)
- 馬の骨(うまのほね)
- 馬の前に車をつけるな(うまのまえにくるまをつけるな)
- 馬の耳に風(うまのみみにかぜ)
- 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
- 馬は飼い殺せ、子供は教え殺せ(うまはかいころせ、こどもはおしえころせ)
- 馬も買わずに鞍買う(うまもかわずにくらかう)
- 馬持たずに馬貸すな(うまもたずにうまかすな)
- 馬を牛に乗り換える(うまをうしにのりかえる)
- 馬を鹿(うまをしか)
- 馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない(うまをみずべにつれていけてもみずをのませることはできない)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- お医者様でも有馬の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもありまのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- 老いたる馬は路を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか)