「れ」から始まる故事・ことわざ・慣用句一覧
絞込み検索
ことわざ一覧
例外のない規則はない(れいがいのないきそくはない)
どんな規則にも、それが適用しきれない事態が必ずあり、例外はつきものだということ。
礼儀も事による(れいぎもことによる)
礼儀作法を守ってさえいればいいというものではなく、事と場合によっては、礼儀が二の次になることもあるということ。
冷水を浴びせる(れいすいをあびせる)
意気込んでいる人に元気を無くすような言動をすること。
礼に始まり、乱に終わる(れいにはじまり、らんにおわる)
酒宴は始まりこそ礼儀正しくとも、宴の終わるころには礼儀も何もなく乱れるものだということ。
例によって例の如し(れいによってれいのごとし)
目新しいことや変わったこともなく、いつも通りということ。
礼は急げ(れいはいそげ)
出来るだけ早くお礼をしたほうが、感謝の気持ちが相手によく伝わるということ。
礼は宜しきに随うべし、令は俗に従うべし(れいはよろしきにしたがうべし、れいはぞくにしたがうべし)
決まった形式がある礼儀も、時に応じて変えてもよい。また、法令はその土地の風俗に合うように定めるのがよいということ。
礼も過ぎれば無礼になる(れいもすぎればぶれいになる)
礼儀も度が過ぎれば、かえって失礼になるということ。
礼を失する(れいをしっする)
礼儀を欠いた態度をとること。
歴史は繰り返す(れきしはくりかえす)
過去に起こったことは、同じような経過をたどって、繰り返し起こるということ。
レッテルを貼る(れってるをはる)
ある物事や人に対して、一方的、または、断定的に評価を下すこと。 「レッテル」はオランダ語で、名称や品質などを書き記して商品に張る紙のこと。
列に入る(れつにはいる)
地位や資格などを得て、同じ立場として仲間に加わること。
連木で重箱を洗う(れんぎでじゅうばこをあらう)
行き届かないことのたとえ。大雑把なことをするたとえ。 「擂り粉木」は、すり鉢で物をするときに用いる先の丸い棒。 先の丸い棒で四角い重箱を洗おうとしても、隅まで洗えないことから。 「連木で重箱を洗う」ともいう。
連木で腹を切る(れんぎではらをきる)
不可能なことのたとえ。 「連木」はすりこぎ(すり鉢で物をするときに用いる先の丸い棒)のこと。 すりこぎを刀のかわりにしても、腹を切ることはできないことから。
輦轂の下(れんこくのもと)
皇居のある地のこと。「輦轂」は天子の乗り物のことで、天子の乗る車の下の意から。
連山の眉(れんざんのまゆ)
連なる山のように、横に長く引いた美しい眉のこと。
連理の枝(れんりのえだ)
夫婦や男女の仲がきわめてむつまじいことのたとえ。 「理」は木目のこと。 木の枝が別の木とつながって木目が連なっているということから。 詩人、白居易の「天に在りては願わくは比翼の鳥とならん。地に在りては願わくは連理の枝とならん」から。