武士は食わねど高楊枝とは
武士は食わねど高楊枝
ぶしはくわねどたかようじ
言葉 | 武士は食わねど高楊枝 |
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読み方 | ぶしはくわねどたかようじ |
意味 | 武士は貧しくて食事ができなくても、食べたふりをして楊枝を使い、他人に空腹を見せないようにするということ。転じて、貧しくても誇りを持って生きるべきだということ。 |
使用語彙 | 高 / 楊枝 |
使用漢字 | 武 / 士 / 食 / 高 / 楊 / 枝 |
「武」を含むことわざ
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 落ち武者は薄の穂にも怖ず(おちむしゃはすすきのほにもおず)
- 花は桜木、人は武士(はなはさくらぎ、ひとはぶし)
- 武士に二言はない(ぶしににごんはない)
- 武士の情け(ぶしのなさけ)
- 武士は相身互い(ぶしはあいみたがい)
「士」を含むことわざ
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 一富士、二鷹、三茄子(いちふじ、にたか、さんなすび)
- いとこ同士は鴨の味(いとこどうしはかものあじ)
- 来て見ればさほどでもなし富士の山(きてみればさほどでもなしふじのやま)
- 策士、策に溺れる(さくし、さくにおぼれる)
- 志士苦心多し(ししくしんおおし)
- 士族の商法(しぞくのしょうほう)
- 士は己を知る者の為に死す(しはおのれをしるもののためにしす)
- 好いた同士は泣いても連れる(すいたどうしはないてもつれる)
- 駿河の富士と一里塚(するがのふじといちりづか)
- 千人の諾諾は一士の諤諤に如かず(せんにんのだくだくはいっしのがくがくにしかず)
- 花は桜木、人は武士(はなはさくらぎ、ひとはぶし)
- 武士に二言はない(ぶしににごんはない)
- 武士の情け(ぶしのなさけ)
- 武士は相身互い(ぶしはあいみたがい)
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 足留めを食う(あしどめをくう)
- 足止めを食らう(あしどめをくらう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 阿保の大食い(あほのおおぐい)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 泡を食う(あわをくう)
- 鮟鱇の待ち食い(あんこうのまちぐい)
- Rの字のない月に牡蠣を食べるな(あーるのじのないつきにかきをたべるな)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 一箪の食、一瓢の飲(いったんのし、いっぴょうのいん)
- 一杯食う(いっぱいくう)
- 一杯食らう(いっぱいくらう)
- 一杯食わされる(いっぱいくわされる)
- 一杯食わす(いっぱいくわす)
- 犬骨折って鷹の餌食(いぬほねおってたかのえじき)
- 犬も食わない(いぬもくわない)
- 色気より食い気(いろけよりくいけ)
- 憂いも辛いも食うての上(ういもつらいもくうてのうえ)
- 飢えたる時は食を択ばず(うえたるときはしょくをえらばず)
- 飢えては食を択ばず(うえてはしょくをえらばず)
- 牛を食らうの気(うしをくらうのき)
- うっちゃりを食う(うっちゃりをくう)
- 旨い物食わす人に油断すな(うまいものくわすひとにゆだんすな)
「高」を含むことわざ
- 秋高く馬肥ゆ(あきたかくうまこゆ)
- 空樽は音が高い(あきだるはおとがたかい)
- お高くとまる(おたかくとまる)
- お高く止まる(おたかくとまる)
- お高く留まる(おたかくとまる)
- 隠密の沙汰は高く言え(おんみつのさたはたかくいえ)
- 勘定高い(かんじょうだかい)
- 気位が高い(きぐらいがたかい)
- 食わず貧楽高枕(くわずひんらくたかまくら)
- 計算高い(けいさんだかい)
- 桂馬の高上がり(けいまのたかあがり)
- 高閣に束ねる(こうかくにつかねる)
- 高山の巓には美木なし(こうざんのいただきにはびぼくなし)
- 高木は風に折らる(こうぼくはかぜにおらる)
- 高慢は出世の行き止まり(こうまんはしゅっせのいきどまり)
- 後光より台座が高くつく(ごこうよりだいざがたかくつく)
- 敷居が高い(しきいがたかい)
- 春秋高し(しゅんじゅうたかし)
- 神経が高ぶる(しんけいがたかぶる)
- 自慢高慢、馬鹿のうち(じまんこうまん、ばかのうち)
- 自慢高慢酒の燗(じまんこうまんさけのかん)
- 頭が高い(ずがたかい)
- 世間知らずの高枕(せけんしらずのたかまくら)
- 先祖に討ち死にさせて高枕(せんぞにうちじにさせてたかまくら)
- 算盤高い(そろばんだかい)
- 高い舟借りて安い小魚釣る(たかいふねかりてやすいこざかなつる)
- 高かろう良かろう、安かろう悪かろう(たかかろうよかろう、やすかろうわるかろう)
- 高が知れる(たかがしれる)
- 高きに登るには低きよりす(たかきにのぼるにはひくきよりす)
- 高く買う(たかくかう)
「楊」を含むことわざ
- 小楊枝で重箱の隅をほじくる(こようじでじゅうばこのすみをほじくる)
- 重箱の隅を楊枝でほじくる(じゅうばこのすみをようじでほじくる)
- 面面の楊貴妃(めんめんのようきひ)
- 面面楊貴妃(めんめんようきひ)
- 楊枝で重箱の隅をつつく(ようじでじゅうばこのすみをつつく)
- 楊枝で重箱の隅をほじくる(ようじでじゅうばこのすみをほじくる)
「枝」を含むことわざ
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 枝は枯れても根は残る(えだはかれてもねはのこる)
- 枝を伐って根を枯らす(えだをきってねをからす)
- 枝を矯めて花を散らす(えだをためてはなをちらす)
- 枝を鳴らさず(えだをならさず)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- 越鳥南枝に巣くう(えっちょうなんしにすくう)
- 陰に居て枝を折る(かげにいてえだをおる)
- 小楊枝で重箱の隅をほじくる(こようじでじゅうばこのすみをほじくる)
- 三枝の礼(さんしのれい)
- 枝葉に走る(しようにはしる)
- 重箱の隅を楊枝でほじくる(じゅうばこのすみをようじでほじくる)
- 天にあらば比翼の鳥地にあらば連理の枝(てんにあらばひよくのとりちにあらばれんりのえだ)
- 鳥疲れて枝を選ばず(とりつかれてえだをえらばず)
- 直き木に曲がる枝(なおききにまがるえだ)
- 根浅ければ則ち末短く、本傷るれば則ち枝枯る(ねあさければすなわちすえみじかく、もとやぶるればすなわちえだかる)
- 鳩に三枝の礼あり、烏に反哺の孝あり(はとにさんしのれいあり、からすにはんぽのこうあり)
- 人の女房と枯れ木の枝ぶり(ひとのにょうぼうとかれきのえだぶり)
- 百丈の木に登って一丈の枝より落つる(ひゃくじょうのきにのぼっていちじょうのえだよりおつる)
- 吹く風枝を鳴らさず(ふくかぜえだをならさず)
- 曲がる枝には曲がれる影あり(まがるえだにはまがれるかげあり)
- 柳の枝に雪折れはなし(やなぎのえだにゆきおれはなし)
- 楊枝で重箱の隅をつつく(ようじでじゅうばこのすみをつつく)
- 楊枝で重箱の隅をほじくる(ようじでじゅうばこのすみをほじくる)
- 落花枝に帰らず、破鏡再び照らさず(らっかえだにかえらず、はきょうふたたびてらさず)
- 落花枝に返らず、破鏡再び照らさず(らっかえだにかえらず、はきょうふたたびてらさず)
- 連理の枝(れんりのえだ)