口は災いの元とは
口は災いの元
くちはわざわいのもと
言葉 | 口は災いの元 |
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読み方 | くちはわざわいのもと |
意味 | うっかり言ってしまった言葉が災いを招くこともあるため、口は慎まなければならないという戒め。
「口は禍の門」「禍は口から」ともいう。 |
異形 | 口は禍の元(くちはわざわいのもと) |
口は禍の門(くちはわざわいのもん) | |
口は禍の門(くちはわざわいのかど) | |
禍は口から(わざわいはくちから) | |
類句 | 舌は禍の根(したはわざわいのね) |
病は口より入り、禍は口より出ず(やまいはくちよりいり、わざわいはくちよりいず) | |
使用漢字 | 口 / 災 / 元 / 禍 / 門 |
「口」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにはとはたてられぬ)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- 開いた口へ餅(あいたくちへもち)
- あったら口に風邪ひかす(あったらくちにかぜひかす)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 可惜口に風ひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
「災」を含むことわざ
- 回禄の災い(かいろくのわざわい)
- 災難なら畳の上でも死ぬ(さいなんならたたみのうえでもしぬ)
- 災難の先触れはない(さいなんのさきぶれはない)
- 祝融の災い(しゅくゆうのわざわい)
- 世上物騒我が身息災(せじょうぶっそうわがみそくさい)
- 天災は忘れた頃にやってくる(てんさいはわすれたころにやってくる)
- 災害は忘れた頃にやってくる(てんさいはわすれたころにやってくる)
- 身に過ぎた果報は災いの基(みにすぎたかほうはわざわいのもと)
「元」を含むことわざ
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 足元から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足元に付け込む(あしもとにつけこむ)
- 足元に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足元にも及ばない(あしもとにもおよばない)
- 足元の明るいうち(あしもとのあかるいうち)
- 足元へも寄り付けない(あしもとへもよりつけない)
- 足元を固める(あしもとをかためる)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり(いちじつのけいはあしたにあり、いちねんのけいはがんたんにあり)
「禍」を含むことわざ
- 禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)
- 舌は禍の根(したはわざわいのね)
- 病は口より入り、禍は口より出ず(やまいはくちよりいり、わざわいはくちよりいず)
- 禍も三年経てば用に立つ(わざわいもさんねんたてばようにたつ)
- 禍を転じて福となす(わざわいをてんじてふくとなす)