身に過ぎた果報は災いの基とは
身に過ぎた果報は災いの基
みにすぎたかほうはわざわいのもと
言葉 | 身に過ぎた果報は災いの基 |
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読み方 | みにすぎたかほうはわざわいのもと |
意味 | 分不相応の幸福は、かえって不幸を招くもとになるから、分相応な幸せがよいということ。「果報」は幸運の意。 |
場面用途 | 不相応・釣り合わない |
類句 | 大吉は凶に還る(だいきちはきょうにかえる) |
使用語彙 | 身 / 果報 |
使用漢字 | 身 / 過 / 果 / 報 / 災 / 基 |
「身」を含むことわざ
- 垢も身のうち(あかもみのうち)
- 悪事、身にかえる(あくじ、みにかえる)
- 悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)
- 明日は我が身(あすはわがみ)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 生き身は死に身(いきみはしにみ)
- 一朝の怒りにその身を忘る(いっちょうのいかりにそのみをわする)
- 憂き身をやつす(うきみをやつす)
- 易者、身の上知らず(えきしゃ、みのうえしらず)
「過」を含むことわざ
- 過ちて改めざる是を過ちと謂う(あやまちてあらためざるこれをあやまちという)
- 過ちては改むるに憚ること勿れ(あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ)
- 過ちては則ち改むるに憚ること勿れ(あやまちてはすなわちあらたむるにはばかることなかれ)
- 過ちの功名(あやまちのこうみょう)
- 過ちは好む所にあり(あやまちはこのむところにあり)
- 過ちは人の常、許すは神の業(あやまちはひとのつね、ゆるすはかみのわざ)
- 過ちを改めざる是を過ちと謂う(あやまちをあらためざるこれをあやまちという)
- 過ちを文る(あやまちをかざる)
- 過ちを観て斯に仁を知る(あやまちをみてここにじんをしる)
- 過ちを観て仁を知る(あやまちをみてじんをしる)
「果」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 挙げ句の果て(あげくのはて)
- 挙句の果て(あげくのはて)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 争い果てての棒乳切り(あらそいはててのぼうちぎり)
- 諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 因果を含める(いんがをふくめる)
- 起きて働く果報者(おきてはたらくかほうもの)
「報」を含むことわざ
- 悪の報いは針の先(あくのむくいははりのさき)
- 仇を恩で報ずる(あだをおんでほうずる)
- 仇を恩で報いる(あだをおんでむくいる)
- 一矢を報いる(いっしをむくいる)
- 陰徳あれば必ず陽報あり(いんとくあればかならずようほうあり)
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 起きて働く果報者(おきてはたらくかほうもの)
- 親の因果が子に報う(おやのいんががこにむくう)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
- 果報は寝て待て(かほうはねてまて)
「災」を含むことわざ
- 回禄の災い(かいろくのわざわい)
- 口は災いの元(くちはわざわいのもと)
- 災難なら畳の上でも死ぬ(さいなんならたたみのうえでもしぬ)
- 災難の先触れはない(さいなんのさきぶれはない)
- 祝融の災い(しゅくゆうのわざわい)
- 世上物騒我が身息災(せじょうぶっそうわがみそくさい)
- 天災は忘れた頃にやってくる(てんさいはわすれたころにやってくる)
- 災害は忘れた頃にやってくる(てんさいはわすれたころにやってくる)