朝に紅顔ありて夕べに白骨となるとは
朝に紅顔ありて夕べに白骨となる
あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる
言葉 | 朝に紅顔ありて夕べに白骨となる |
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読み方 | あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる |
意味 | 無常のこの世では、人の生死は予測できないということ。
朝血色のよい顔をしていた人が、夕方には死んで白骨となるという意味から。 |
出典 | 『和漢朗詠集』 |
使用語彙 | 紅顔 / 夕べ / 白骨 |
使用漢字 | 朝 / 紅 / 顔 / 夕 / 白 / 骨 |
「朝」を含むことわざ
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 朝雨と女の腕捲り(あさあめとおんなのうでまくり)
- 朝雨に傘いらず(あさあめにかさいらず)
- 朝雨に傘要らず(あさあめにかさいらず)
- 朝起き三両始末五両(あさおきさんりょうしまつごりょう)
- 朝起き千両(あさおきせんりょう)
- 朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
- 朝起きは三文の徳(あさおきはさんもんのとく)
- 朝起きは七つの徳(あさおきはななつのとく)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
「紅」を含むことわざ
- 顔に紅葉を散らす(かおにもみじをちらす)
- 紅は園生に植えても隠れなし(くれないはそのうにうえてもかくれなし)
- 紅一点(こういってん)
- 紅灯の巷(こうとうのちまた)
- 紅涙を絞る(こうるいをしぼる)
- 誰に見しょとて紅鉄漿つける(だれにみしょとてべにかねつける)
- 万緑叢中紅一点(ばんりょくそうちゅうこういってん)
- 紅葉を散らす(もみじをちらす)
- 柳は緑花は紅(やなぎはみどりはなはくれない)
「顔」を含むことわざ
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 会わす顔がない(あわすかおがない)
- 合わす顔がない(あわすかおがない)
- 会わせる顔がない(あわせるかおがない)
- 合わせる顔がない(あわせるかおがない)
- いい顔をしない(いいかおをしない)
- 怒れる拳、笑顔に当たらず(いかれるこぶし、えがおにあたらず)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
「夕」を含むことわざ
- 朝題目に夕念仏(あさだいもくにゆうねんぶつ)
- 朝虹は雨夕虹は晴れ(あさにじはあめゆうにじははれ)
- 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
- 朝に夕べを謀らず(あしたにゆうべをはからず)
- 旦夕に迫る(たんせきにせまる)
- 西風と夫婦喧嘩は夕限り(にしかぜとふうふげんかはゆうかぎり)
- 春の夕飯食って三里(はるのゆうめしくってさんり)
- 命旦夕に迫る(めいたんせきにせまる)
- 夕立は馬の背を分ける(ゆうだちはうまのせをわける)
「白」を含むことわざ
- 色の白いは七難隠す(いろのしろいはしちなんかくす)
- 烏の頭の白くなるまで(からすのあたまのしろくなるまで)
- 狐の子は面白(きつねのこはつらじろ)
- 客と白鷺は立ったが見事(きゃくとしらさぎはたったがみごと)
- 堅白同異の弁(けんぱくどういのべん)
- 黄白(こうはく)
- 紺屋の白袴(こうやのしろばかま)
- 黒白を争う(こくびゃくをあらそう)
- 黒白を弁せず(こくびゃくをべんせず)