籌を帷幄に運らし、勝ちを千里の外に決す
ことわざ「籌を帷幄に運らし、勝ちを千里の外に決す」の意味・読み方・異形などを解説します。
籌を帷幄に運らし、勝ちを千里の外に決す
はかりごとをいあくにめぐらし、かちをせんりのほかにけっす
| 言葉 | 籌を帷幄に運らし、勝ちを千里の外に決す |
|---|---|
| 読み方 | はかりごとをいあくにめぐらし、かちをせんりのほかにけっす |
| 意味 | 幕舎の奥で策を巡らすだけで、はるか彼方の戦の勝敗を決めてしまうこと。前線に出ずに全体を動かす、参謀の働きをいう。
漢の高祖が張良の力量をこう言い表した。「籌」ははかりごと、「帷幄」は幕で囲った将の居所のこと。 |
| 出典 | 『史記』高祖本紀 |
| 異形 | 籌策を帷幄の中に運らし、勝ちを千里の外に決す(ちゅうさくをいあくのなかにめぐらし、かちをせんりのほかにけっす) |
| 籌を帷幄の中に運らし、勝ちを千里の外に決す(はかりごとをいあくのうちにめぐらし、かちをせんりのほかにけっす) | |
| 籌を帷幄の中に運らす(はかりごとをいあくのうちにめぐらす) | |
| 勝ちを千里の外に決す(かちをせんりのそとにけっす) | |
| 場面 | 戦争 / 能力が高い / 策略 |
| 使用語彙 | 帷幄 / 勝ち / 千 / 中 |
| 使用漢字 | 籌 / 帷 / 幄 / 運 / 勝 / 千 / 里 / 外 / 決 / 策 / 中 |
「籌」を含むことわざ
- 一籌を輸する(いっちゅうをゆする)
- 籌を帷幄に運らし、勝ちを千里の外に決す(はかりごとをいあくにめぐらし、かちをせんりのほかにけっす)
「帷」を含むことわざ
- 帷幄の臣(いあくのしん)
- 寒に帷子、土用に布子(かんにかたびら、どようにぬのこ)
- 籌を帷幄に運らし、勝ちを千里の外に決す(はかりごとをいあくにめぐらし、かちをせんりのほかにけっす)
「幄」を含むことわざ
- 帷幄の臣(いあくのしん)
- 籌を帷幄に運らし、勝ちを千里の外に決す(はかりごとをいあくにめぐらし、かちをせんりのほかにけっす)
「運」を含むことわざ
- 足を運ぶ(あしをはこぶ)
- 一運二腰三拍子(いちうんにこしさんびょうし)
- 運が開ける(うんがひらける)
- 運が向く(うんがむく)
- 運根鈍(うんこんどん)
- 運は天にあり(うんはてんにあり)
- 運は寝て待て(うんはねてまて)
- 運用の妙は一心に存す(うんようのみょうはいっしんにそんす)
- 運を天に任せる(うんをてんにまかせる)
- 運を待つは死を待つに等し(うんをまつはしをまつにひとし)
「勝」を含むことわざ
- あるはないに勝る(あるはないにまさる)
- 言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 言わぬは言うに勝る(いわぬはいうにまさる)
- 得手勝手は向こうには効かない(えてかってはむこうにはきかない)
- 男勝り(おとこまさり)
- 買うは貰うに勝る(かうはもらうにまさる)
- 勝ち鬨を挙げる(かちどきをあげる)
- 勝ち名乗りを上げる(かちなのりをあげる)
- 勝ちに乗ずる(かちにじょうずる)
「千」を含むことわざ
- 悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)
- 朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
- 値千金(あたいせんきん)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一髪、千鈞を引く(いっぱつ、せんきんをひく)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
「里」を含むことわざ
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)
- 朝茶は七里帰っても飲め(あさちゃはしちりかえってものめ)
- 足を万里の流れに濯う(あしをばんりのながれにあらう)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 縁あれば千里(えんあればせんり)
- お里が知れる(おさとがしれる)
- 門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 唐物商いは千里一跳ね(からものあきないはせんりひとはね)
- 好事門を出でず、悪事千里を行く(こうじもんをいでず、あくじせんりをいく)
「外」を含むことわざ
- 顎が外れる(あごがはずれる)
- 当てが外れる(あてがはずれる)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 家を外にする(いえをそとにする)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 内弁慶外すばり(うちべんけいそとすばり)
- 内孫より外孫(うちまごよりそとまご)
- 頤を外す(おとがいをはずす)
- 思い内にあれば色外に現る(おもいうちにあればいろそとにあらわる)
「決」を含むことわざ
- 意を決する(いをけっする)
- 決まりが付く(きまりがつく)
- 決まりが悪い(きまりがわるい)
- 決めてかかる(きめてかかる)
- 決河の勢い(けっかのいきおい)
- 決を採る(けつをとる)
- 雌雄を決する(しゆうをけっする)
- 死を決す(しをけっす)
- 相場が決まっている(そうばがきまっている)
- どろんを決める(どろんをきめる)
「策」を含むことわざ
- 窮余の一策(きゅうよのいっさく)
- 苦肉の策(くにくのさく)
- 策士、策に溺れる(さくし、さくにおぼれる)
- 策を講じる(さくをこうじる)
- 策を弄する(さくをろうする)
- 正直は最善の策(しょうじきはさいぜんのさく)
- ホメロスすら時に失策を犯す(ほめろすすらときにしっさくをおかす)
