寒に帷子、土用に布子
ことわざ「寒に帷子、土用に布子」の意味・読み方・異形などを解説します。
寒に帷子、土用に布子
かんにかたびら、どようにぬのこ
| 言葉 | 寒に帷子、土用に布子 |
|---|---|
| 読み方 | かんにかたびら、どようにぬのこ |
| 意味 | 物事が逆さまであること。また、季節はずれで役に立たないことのたとえ。
「帷子」は裏地をつけない夏物の衣類、「布子」は木綿の綿入れのこと。 冬の寒い時に単衣の帷子を着て、夏の暑い時に綿入れを着るということから。 「土用布子(綿入れ)に寒帷子」「夏布子の寒帷子」ともいう。 |
| 異形 | 土用布子に寒帷子(どようぬのこにかんかたびら) |
| 土用綿入れに寒帷子(どようわたいれにかんかたびら) | |
| 夏布子の寒帷子(なつぬのこのかんかたびら) | |
| 場面 | 夏 / 冬 / 季節 / 役に立たない / 正反対 |
| 使用語彙 | 帷子 / 土用 / 入れ / 綿入れ |
| 使用漢字 | 寒 / 帷 / 子 / 土 / 用 / 布 / 綿 / 入 / 夏 |
「寒」を含むことわざ
- 暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)
- 言うまいと思えど今朝の寒さかな(いうまいとおもえどけさのさむさかな)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 一日之を暴めて十日之を寒す(いちにちこれをあたためてとおかこれをひやす)
- 遠慮ひだるし伊達寒し(えんりょひだるしだてさむし)
- お寒い(おさむい)
- 河童の寒稽古(かっぱのかんげいこ)
- 寒九の雨(かんくのあめ)
- 寒暄を叙す(かんけんをじょす)
- 寒林に骸を打つ(かんりんにかばねをうつ)
「帷」を含むことわざ
- 帷幄に参ずる(いあくにさんずる)
- 帷幄の臣(いあくのしん)
- 帷を下す(いをくだす)
- 寒に帷子、土用に布子(かんにかたびら、どようにぬのこ)
- 籌を帷幄に運らし、勝ちを千里の外に決す(はかりごとをいあくにめぐらし、かちをせんりのほかにけっす)
「子」を含むことわざ
- 赤い信女が子を孕む(あかいしんにょがこをはらむ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
- 赤子は泣き泣き育つ(あかごはなきなきそだつ)
- 赤子を裸にしたよう(あかごをはだかにしたよう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる(あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 跡追う子に引かれる(あとおうこにひかれる)
「土」を含むことわざ
- お土砂を掛ける(おどしゃをかける)
- 門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 鐘鋳るまでの土鋳型(かねいるまでのつちいがた)
- 九層の台は累土より起こる(きゅうそうのうてなはるいどよりおこる)
- 形骸を土木にす(けいがいをどぼくにす)
- 白髪は冥土の使い(しらがはめいどのつかい)
- 西瓜は土で作れ南瓜は手で作れ(すいかはつちでつくれかぼちゃはてでつくれ)
- 積土山を成す(せきどやまをなす)
- 雪駄の土用干し(せったのどようぼし)
- 率土の浜(そっとのひん)
「用」を含むことわざ
- いらぬ物も三年立てば用に立つ(いらぬものもさんねんたてばようにたつ)
- 意を用いる(いをもちいる)
- 海も見えぬに船用意(うみもみえぬにふねようい)
- 運用の妙は一心に存す(うんようのみょうはいっしんにそんす)
- お安い御用(おやすいごよう)
- 火事あとの火の用心(かじあとのひのようじん)
- 器用貧乏人宝(きようびんぼうひとだから)
- 腐り縄も用に立つ(くさりなわもようにたつ)
- 管を用いて天を窺う(くだをもちいててんをうかがう)
- 子供川端、火の用心(こどもかわばた、ひのようじん)
「布」を含むことわざ
- 麻布で気が知れぬ(あざぶできがしれぬ)
- 石に布団は着せられず(いしにふとんはきせられず)
- 季布の一諾(きふのいちだく)
- 経も読まずに布施を取る(きょうもよまずにふせをとる)
- 口と財布は締めるが得(くちとさいふはしめるがとく)
- 心ゆるめば財布もゆるむ(こころゆるめばさいふもゆるむ)
- 財布が軽けりゃ心が重い(さいふがかるけりゃこころがおもい)
- 財布の底と心の底は人に見せるな(さいふのそことこころのそこはひとにみせるな)
- 財布の底をはたく(さいふのそこをはたく)
- 財布の紐が堅い(さいふのひもがかたい)
「綿」を含むことわざ
- 親は木綿着る、子は錦着る(おやはもめんきる、こはにしききる)
- 土用綿入れに寒帷子(どようわたいれにかんかたびら)
- 真綿で首を絞める(まわたでくびをしめる)
- 真綿に針を包む(まわたにはりをつつむ)
- 綿綿を絶たずんば蔓蔓を若何せん(めんめんをたたずんばまんまんをいかんせん)
- 綿のように疲れる(わたのようにつかれる)
「入」を含むことわざ
- 間に入る(あいだにはいる)
- 合いの手を入れる(あいのてをいれる)
- 赤を入れる(あかをいれる)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 足を入れる(あしをいれる)
- 頭に入れる(あたまにいれる)
- 新しき葡萄酒は新しき革袋に入れよ(あたらしきぶどうしゅはあたらしきかわぶくろにいれよ)
- 穴があったら入りたい(あながあったらはいりたい)
