氷は水より出でて水よりも寒しとは
氷は水より出でて水よりも寒し
こおりはみずよりいでてみずよりもさむし

言葉 | 氷は水より出でて水よりも寒し |
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読み方 | こおりはみずよりいでてみずよりもさむし |
意味 | 弟子が師よりも優れたものになることのたとえ。
水からできた氷が、水よりも冷たくなるとの意から。 |
出典 | 『荀子』 |
類句 | 青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし) |
使用されている漢字
「氷」を含むことわざ
- 脂に画き、氷に鏤む(あぶらにえがき、こおりにちりばむ)
- 霜を履んで堅氷至る(しもをふんでけんぴょういたる)
- 小寒の氷大寒に解く(しょうかんのこおりだいかんにとく)
- 夏の虫、氷を笑う(なつのむし、こおりをわらう)
- 薄氷を履むが如し(はくひょうをふむがごとし)
- 氷山の一角(ひょうざんのいっかく)
- 氷炭相愛す(ひょうたんあいあいす)
- 氷炭相容れず(ひょうたんあいいれず)
「水」を含むことわざ
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 汗水垂らす(あせみずたらす)
- 汗水流す(あせみずながす)
- 頭から水を浴びたよう(あたまからみずをあびたよう)
- 頭から水を掛けられたよう(あたまからみずをかけられたよう)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
- 魚の目に水見えず(うおのめにみずみえず)
- 馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない(うまをみずべにつれていけてもみずをのませることはできない)
- 遠水、近火を救わず(えんすい、きんかをすくわず)
- 大水に飲み水なし(おおみずにのみみずなし)
- 落ちれば同じ谷川の水(おちればおなじたにがわのみず)
- 蛙の面に水(かえるのつらにみず)
- 陽炎稲妻水の月(かげろういなずまみずのつき)
- 籠で水を汲む(かごでみずをくむ)
- 筐の水(かたみのみず)
- 渇しても盗泉の水を飲まず(かっしてもとうせんのみずをのまず)
- 河童に水練(かっぱにすいれん)
- 鴨の水搔き(かものみずかき)
- 烏の行水(からすのぎょうずい)
- 川に水運ぶ(かわにみずはこぶ)
- 餓鬼の目に水見えず(がきのめにみずみえず)
- 曲水の宴(きょくすいのえん)
- 清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
- 窪い所に水溜まる(くぼいところにみずたまる)
- 水母の風向かい(くらげのかぜむかい)
- 水母の行列(くらげのぎょうれつ)
- 君子の交わりは淡きこと水のごとし(くんしのまじわりはあわきことみずのごとし)
「出」を含むことわざ
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
- 垢は擦るほど出る、あらは探すほど出る(あかはこするほどでる、あらはさがすほどでる)
- 明るみに出る(あかるみにでる)
- 顎を出す(あごをだす)
- 朝日が西から出る(あさひがにしからでる)
- 足が出る(あしがでる)
- 足を出す(あしをだす)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
- 蟻の這い出る隙もない(ありのはいでるすきもない)
- 言い出しこき出し笑い出し(いいだしこきだしわらいだし)
- いい目が出る(いいめがでる)
- 居候、三杯目にはそっと出し(いそうろう、さんばいめにはそっとだし)
- 一歩を踏み出す(いっぽをふみだす)
- 命を投げ出す(いのちをなげだす)
- 意表に出る(いひょうにでる)
- 入り鉄砲に出女(いりでっぽうにでおんな)
- 入り船あれば出船あり(いりふねあればでふねあり)
- 入り船に良い風出船に悪い(いりふねによいかぜでふねにわるい)
- 入るを量りて出ずるを為す(いるをはかりていずるをなす)
- 色気を出す(いろけをだす)
- 嘘から出た実(うそからでたまこと)
- 打って出る(うってでる)
- 膿を出す(うみをだす)
- 裏目に出る(うらめにでる)
- 上手に出る(うわてにでる)
- 奥の手を出す(おくのてをだす)
- おくびにも出さない(おくびにもださない)
- 押し出しがいい(おしだしがいい)
- 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
「寒」を含むことわざ
- 暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 遠慮ひだるし伊達寒し(えんりょひだるしだてさむし)
- お寒い(おさむい)
- 河童の寒稽古(かっぱのかんげいこ)
- 寒に帷子、土用に布子(かんにかたびら、どようにぬのこ)
- 唇滅びて歯寒し(くちびるほろびてはさむし)
- 賢者ひだるし、伊達寒し(けんじゃひだるし、だてさむし)
- 歳寒の松柏(さいかんのしょうはく)
- 寒さ小便、ひだるさ欠伸(さむさしょうべん、ひだるさあくび)
- 寒さの果ても涅槃まで(さむさのはてもねはんまで)
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 小寒の氷大寒に解く(しょうかんのこおりだいかんにとく)
- 心胆を寒からしめる(しんたんをさむからしめる)
- 背筋が寒くなる(せすじがさむくなる)
- 歳寒くして松柏の凋むに後るるを知る(としさむくしてしょうはくのしぼむにおくるるをしる)
- 眠い煙い寒い(ねむいけむいさむい)
- 母在りて一子寒く、母去りて三子寒し(ははありていっしさむく、ははさりてさんしさむし)
- 風流は寒いもの(ふうりゅうはさむいもの)
- 懐が寒い(ふところがさむい)
- 物言えば唇寒し秋の風(ものいえばくちびるさむしあきのかぜ)