皿嘗めた猫が科を負うとは
皿嘗めた猫が科を負う
さらなめたねこがとがをおう
言葉 | 皿嘗めた猫が科を負う |
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読み方 | さらなめたねこがとがをおう |
意味 | 悪事をはたらいた主犯が罰せられず、少しだけ関与した小者が罰せられるたとえ。
皿の上の魚を食べた猫はとっくに逃げてしまい、あとからやって来て皿をなめただけの猫が罪を着せられるとの意から。 |
類句 | 米食った犬が叩かれずに糠食った犬が叩かれる(こめくったいぬがたたかれずにぬかくったいぬがたたかれる) |
使用語彙 | 負う |
使用漢字 | 皿 / 嘗 / 猫 / 科 / 負 |
「皿」を含むことわざ
- 皿嘗めた猫が科を負う(さらなめたねこがとがをおう)
- 座を見て皿をねぶれ(ざをみてさらをねぶれ)
- 毒食わば皿まで(どくくわばさらまで)
- 毒を食らわば皿まで(どくをくらわばさらまで)
- 猫を追うより皿を引け(ねこをおうよりさらをひけ)
- 目を皿にする(めをさらにする)
「嘗」を含むことわざ
- 苦杯を嘗める(くはいをなめる)
- 塩を売っても手を嘗めろ(しおをうってもてをなめろ)
- 辛酸を嘗める(しんさんをなめる)
- 総嘗めにする(そうなめにする)
- 糟粕を嘗める(そうはくをなめる)
- ちょっと嘗めたが身の詰まり(ちょっとなめたがみのつまり)
- 嘗めてかかる(なめてかかる)
- 鼠が塩を嘗める(ねずみがしおをなめる)
「猫」を含むことわざ
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 犬は人につき猫は家につく(いぬはひとにつきねこはいえにつく)
- 男猫が子を生む(おとこねこがこをうむ)
- 女の心は猫の目(おんなのこころはねこのめ)
- 借りてきた猫(かりてきたねこ)
- 窮鼠、猫を噛む(きゅうそ、ねこをかむ)
- 結構毛だらけ猫灰だらけ(けっこうけだらけねこはいだらけ)
- 上手の猫が爪を隠す(じょうずのねこがつめをかくす)
- たくらだ猫の隣歩き(たくらだねこのとなりあるき)
「科」を含むことわざ
- 皿嘗めた猫が科を負う(さらなめたねこがとがをおう)
- 科を作る(しなをつくる)
- はいに科なし(はいにとがなし)