捕らぬ狸の皮算用とは
捕らぬ狸の皮算用
とらぬたぬきのかわざんよう
言葉 | 捕らぬ狸の皮算用 |
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読み方 | とらぬたぬきのかわざんよう |
意味 | 当てにならないことを当てにして計画を立てることのたとえ。まだ捕まえていない狸の皮の価格を計算することから。 |
類句 | 穴の貉を値段する(あなのむじなをねだんする) |
飛ぶ鳥の献立(とぶとりのこんだて) | |
儲けぬ前の胸算用(もうけぬまえのむなざんよう) | |
使用漢字 | 捕 / 狸 / 皮 / 算 / 用 |
「捕」を含むことわざ
- 虻蜂捕らず(あぶはちとらず)
- 鰯網で鯨捕る(いわしあみでくじらとる)
- 言葉尻を捕らえる(ことばじりをとらえる)
- 黙り猫が鼠を捕る(だまりねこがねずみをとる)
- 泥棒を捕らえて縄を綯う(どろぼうをとらえてなわをなう)
- 鳴く猫は鼠を捕らぬ(なくねこはねずみをとらぬ)
- 鳴く虫は捕らえられる(なくむしはとらえられる)
- 盗人を捕らえて縄を綯う(ぬすびとをとらえてなわをなう)
- 盗人を捕らえて見れば我が子なり(ぬすびとをとらえてみればわがこなり)
「狸」を含むことわざ
- 犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
- 同じ穴の狸(おなじあなのたぬき)
- 狐と狸(きつねとたぬき)
- 狐七化け、狸は八化け(きつねななばけ、たぬきはやばけ)
- 狐の七化け狸の八化け(きつねのななばけたぬきのやばけ)
- 狸が人に化かされる(たぬきがひとにばかされる)
- 狸の腹鼓(たぬきのはらつづみ)
- 一つ穴の狸(ひとつあなのたぬき)
「皮」を含むことわざ
- いい面の皮(いいつらのかわ)
- 薄皮の剝けたよう(うすかわのむけたよう)
- 嘘の皮(うそのかわ)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 栄耀に餅の皮を剝く(えようにもちのかわをむく)
- 皮切りの一灸(かわきりのひとひ)
- 皮引けば身が痛い(かわひけばみがいたい)
- 皮引けば身が付く(かわひけばみがつく)
- 皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を切る(かわをきらせてにくをきり、にくをきらせてほねをきる)
- 首の皮一枚(くびのかわいちまい)
「算」を含むことわざ
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 計算高い(けいさんだかい)
- 算を乱す(さんをみだす)
- 算盤が合う(そろばんがあう)
- 算盤高い(そろばんだかい)
- 儲けぬ前の胸算用(もうけぬまえのむなざんよう)