盗人を捕らえて見れば我が子なりとは
盗人を捕らえて見れば我が子なり
ぬすびとをとらえてみればわがこなり
言葉 | 盗人を捕らえて見れば我が子なり |
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読み方 | ぬすびとをとらえてみればわがこなり |
意味 | 思いがけない事態に直面し、処置に窮することのたとえ。また、親しい者でも油断できないというたとえ。 |
使用語彙 | 我が / 子 |
使用漢字 | 盗 / 人 / 捕 / 見 / 我 / 子 |
「盗」を含むことわざ
- 寇に兵を藉し、盗に糧を齎す(あだにへいをかし、とうにかてをもたらす)
- 寇に兵を藉し、盗に糧を齎す(あだにへいをかし、とうにりょうをもたらす)
- 家に鼠、国に盗人(いえにねずみ、くににぬすびと)
- 稲荷の前の昼盗人(いなりのまえのひるぬすびと)
- 渇しても盗泉の水を飲まず(かっしてもとうせんのみずをのまず)
- 裃を着た盗人(かみしもをきたぬすびと)
- 国に盗人、家に鼠(くににぬすびと、いえにねずみ)
- 卵を盗む者は牛も盗む(たまごをぬすむものはうしもぬすむ)
- 大根と女房は盗まれるほど良い(だいこんとにょうぼうはぬすまれるほどよい)
- 盗人猛々しい(ぬすっとたけだけしい)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
- 悪人あればこそ善人も顕る(あくにんあればこそぜんにんもあらわる)
「捕」を含むことわざ
- 虻蜂捕らず(あぶはちとらず)
- 鰯網で鯨捕る(いわしあみでくじらとる)
- 言葉尻を捕らえる(ことばじりをとらえる)
- 黙り猫が鼠を捕る(だまりねこがねずみをとる)
- 捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)
- 泥棒を捕らえて縄を綯う(どろぼうをとらえてなわをなう)
- 鳴く猫は鼠を捕らぬ(なくねこはねずみをとらぬ)
- 鳴く虫は捕らえられる(なくむしはとらえられる)
- 盗人を捕らえて縄を綯う(ぬすびとをとらえてなわをなう)
「見」を含むことわざ
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 青菜は男に見せな(あおなはおとこにみせな)
- 青菜は男に見せるな(あおなはおとこにみせるな)
- 足下を見る(あしもとをみる)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 甘く見る(あまくみる)
- いい目を見る(いいめをみる)
- 戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)
「我」を含むことわざ
- 明日は我が身(あすはわがみ)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
- 危ないことは怪我のうち(あぶないことはけがのうち)
- 空馬に怪我なし(からうまにけがなし)
- 彼も人なり、我も人なり(かれもひとなり、われもひとなり)
- 我が強い(ががつよい)
- 我を折る(がをおる)
- 我を立てる(がをたてる)
- 我を通す(がをとおす)
- 我を張る(がをはる)