渇しても盗泉の水を飲まず
「渇しても盗泉の水を飲まず」の意味・読み方・異形などを解説します。類句に「鷹は飢えても穂を摘まず」などがあります。
渇しても盗泉の水を飲まず
かっしてもとうせんのみずをのまず
| 言葉 | 渇しても盗泉の水を飲まず |
|---|---|
| 読み方 | かっしてもとうせんのみずをのまず |
| 意味 | どんなに困っていても、断じて不正には手を出さないというたとえ。「盗泉」は、中国山東省にある泉の名。孔子はのどが渇いていても、その名を嫌って泉の水を飲まなかったという故事から。 |
| 出典 | 陸機「猛虎行」 |
| 異形 | 渇すれども盗泉の水を飲まず(かっすれどもとうせんのみずをのまず) |
| 場面 | 我慢 / 信念を貫く / 清廉 |
| 類句 | 鷹は飢えても穂を摘まず(たかはうえてもほをつまず) |
| 使用語彙 | 盗泉 |
| 使用漢字 | 渇 / 盗 / 泉 / 水 / 飲 |
「渇」を含むことわざ
- 渇しても盗泉の水を飲まず(かっしてもとうせんのみずをのまず)
- 渇に臨みて井を穿つ(かつにのぞみていをうがつ)
- 渇を癒やす(かつをいやす)
- 渇きを覚える(かわきをおぼえる)
「盗」を含むことわざ
- 寇に兵を藉し、盗に糧を齎す(あだにへいをかし、とうにかてをもたらす)
- 家に鼠、国に盗人(いえにねずみ、くににぬすびと)
- 稲荷の前の昼盗人(いなりのまえのひるぬすびと)
- 色気と盗人気の無い者はない(いろけとぬすっとぎのないものはない)
- 柿を盗んで核を隠さず(かきをぬすんでさねをかくさず)
- 裃を着た盗人(かみしもをきたぬすびと)
- 国に盗人、家に鼠(くににぬすびと、いえにねずみ)
- 孔丘盗跖、倶に塵埃(こうきゅうとうせき、ともにじんあい)
- 卵を盗む者は牛も盗む(たまごをぬすむものはうしもぬすむ)
- 大根と女房は盗まれるほど良い(だいこんとにょうぼうはぬすまれるほどよい)
「泉」を含むことわざ
- 渇しても盗泉の水を飲まず(かっしてもとうせんのみずをのまず)
- 黄泉の客(こうせんのきゃく)
「水」を含むことわざ
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 汗水垂らす(あせみずたらす)
- 汗水流す(あせみずながす)
- 頭から水を浴びたよう(あたまからみずをあびたよう)
- 油紙に水を注ぐよう(あぶらがみにみずをそそぐよう)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
- 魚の目に水見えず(うおのめにみずみえず)
「飲」を含むことわざ
- 朝酒は門田を売っても飲め(あさざけはかどたをうってものめ)
- 朝茶は七里帰っても飲め(あさちゃはしちりかえってものめ)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 一箪の食、一瓢の飲(いったんのし、いっぴょうのいん)
- 一杯は人酒を飲む、二杯は酒酒を飲む、三杯は酒人を飲む(いっぱいはひとさけをのむ、にはいはさけさけをのむ、さんばいはさけひとをのむ)
- 馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない(うまをみずべにつれていけてもみずをのませることはできない)
- 恨みを飲む(うらみをのむ)
- 偃鼠河に飲むも満腹に過ぎず(えんそかわにのむもまんぷくにすぎず)
- 大水に飲み水なし(おおみずにのみみずなし)
- 餓えて死ぬは一人、飲んで死ぬは千人(かつえてしぬはひとり、のんでしぬはせんにん)
