千里の野に虎を放つ
「千里の野に虎を放つ」の意味・読み方・異形などを解説します。類句に「養虎の患い」などがあります。
千里の野に虎を放つ
せんりののにとらをはなつ
| 言葉 | 千里の野に虎を放つ |
|---|---|
| 読み方 | せんりののにとらをはなつ |
| 意味 | 後々の禍のたねになるものを、手もつけずに放り出しておくたとえ。
果てしなく広がる野へ虎を解き放てば、もう捕らえようがない。「虎を野に放つ」ともいう。 |
| 異形 | 虎を野に放つ(とらをのにはなつ) |
| 場面 | 危険 / 戒めの言葉 / 油断 / 虎 |
| 類句 | 養虎の患い(ようこのうれい) |
| 虎を養いて自ら患を遺す(とらをやしないてみずからうれいをのこす) | |
| 使用語彙 | 千 / 虎 / 放つ |
| 使用漢字 | 千 / 里 / 野 / 虎 / 放 |
「千」を含むことわざ
- 悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)
- 朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
- 値千金(あたいせんきん)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一髪、千鈞を引く(いっぱつ、せんきんをひく)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
「里」を含むことわざ
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)
- 朝茶は七里帰っても飲め(あさちゃはしちりかえってものめ)
- 足を万里の流れに濯う(あしをばんりのながれにあらう)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 縁あれば千里(えんあればせんり)
- お里が知れる(おさとがしれる)
- 門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 唐物商いは千里一跳ね(からものあきないはせんりひとはね)
- 好事門を出でず、悪事千里を行く(こうじもんをいでず、あくじせんりをいく)
「野」を含むことわざ
- あだし野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)
- 蟻の熊野参り(ありのくまのまいり)
- 言うだけ野暮(いうだけやぼ)
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
- 視野が広い(しやがひろい)
- 野良の節句働き(のらのせっくばたらき)
- 箱根からこっちに野暮と化け物はなし(はこねからこっちにやぼとばけものはなし)
- 野鶴、群鶏に在り(やかく、ぐんけいにあり)
- 焼け野の雉、夜の鶴(やけののきぎす、よるのつる)
「虎」を含むことわざ
- 危うきこと虎の尾を踏むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)
- 苛政は虎よりも猛し(かせいはとらよりもたけし)
- 騎虎の勢い(きこのいきおい)
- 口の虎は身を破る(くちのとらはみをやぶる)
- 口は虎、舌は剣(くちはとら、したはつるぎ)
- 雲は竜に従い風は虎に従う(くもはりゅうにしたがいかぜはとらにしたがう)
- 群羊を駆って猛虎を攻む(ぐんようをかってもうこをせむ)
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
- 虎口(ここう)
- 虎口を脱する(ここうをだっする)
