虎口を逃れて竜穴に入るとは
虎口を逃れて竜穴に入る
ここうをのがれてりゅうけつにいる
言葉 | 虎口を逃れて竜穴に入る |
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読み方 | ここうをのがれてりゅうけつにいる |
意味 | 次から次へと災難にあうことのたとえ。
虎に食われる危険から逃れたら、今度は竜の住む穴に入り込んでしまうことから。 |
場面用途 | 竜 / 危険 |
類句 | 火を避けて水に陥る(ひをさけてみずにおちいる) |
一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん) | |
前門の虎、後門の狼(ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ) | |
使用語彙 | 虎口 / 入る |
使用漢字 | 虎 / 口 / 逃 / 竜 / 穴 / 入 |
「虎」を含むことわざ
- 危うきこと虎の尾を踏むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)
- 市に虎あり(いちにとらあり)
- 苛政は虎よりも猛し(かせいはとらよりもたけし)
- 騎虎の勢い(きこのいきおい)
- 狐虎の威を借る(きつねとらのいをかる)
- 狐虎の威を藉る(きつねとらのいをかる)
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
- 虎口(ここう)
- 虎口を脱する(ここうをだっする)
「口」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにはとはたてられぬ)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- 開いた口へ餅(あいたくちへもち)
- あったら口に風邪ひかす(あったらくちにかぜひかす)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 可惜口に風ひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
「逃」を含むことわざ
- 三十六計逃げるに如かず(さんじゅうろっけいにげるにしかず)
- 地震の時は竹薮に逃げろ(じしんのときはたけやぶににげろ)
- 逃がした魚は大きい(にがしたさかなはおおきい)
- 二月は逃げて去る(にがつはにげてさる)
- 二月は逃げて走る(にがつはにげてはしる)
- 逃ぐるが一の手(にぐるがいちのて)
- 逃げ腰になる(にげごしになる)
- 逃げた魚は大きい(にげたさかなはおおきい)
- 逃げも隠れもしない(にげもかくれもしない)
「竜」を含むことわざ
- 画竜点睛を欠く(がりょうてんせいをかく)
- 蛟竜、雲雨を得(こうりょう、うんうをう)
- 亢竜、悔いあり(こうりょう、くいあり)
- 登竜門(とうりゅうもん)
- 屠竜の技(とりょうのぎ)
- 竜虎相搏つ(りゅうこあいうつ)
- 竜と心得た蛙子(りゅうとこころえたかえるこ)
- 竜の髭を撫で虎の尾を踏む(りゅうのひげをなでとらのおをふむ)
- 竜は一寸にして昇天の気あり(りゅうはいっすんにしてしょうてんのきあり)
「穴」を含むことわざ
- 穴が空く(あながあく)
- 穴が開く(あながあく)
- 穴があったら入りたい(あながあったらはいりたい)
- 穴の開くほど(あなのあくほど)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 穴の貉を値段する(あなのむじなをねだんする)
- 穴をあける(あなをあける)
- 穴を埋める(あなをうめる)
- 穴を掘って言い入れる(あなをほっていいいれる)
- 蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる)