逃がした魚は大きいとは
逃がした魚は大きい
にがしたさかなはおおきい
言葉 | 逃がした魚は大きい |
---|---|
読み方 | にがしたさかなはおおきい |
意味 | 手に入れそこなったものは惜しさが加わって、特にすぐれたもののように感じられるというたとえ。「魚」は「うお」とも読む。
「逃した魚は大きい」「逃げた魚は大きい」「釣り落とした魚は大きい」ともいう。 |
異形 | 逃した魚は大きい(のがしたさかなはおおきい) |
逃げた魚は大きい(にげたさかなはおおきい) | |
釣り落とした魚は大きい(つりおとしたさかなはおおきい) | |
場面用途 | 魚釣り |
使用語彙 | 魚 |
使用漢字 | 逃 / 魚 / 大 / 釣 / 落 |
「逃」を含むことわざ
- 虎口を逃れて竜穴に入る(ここうをのがれてりゅうけつにいる)
- 三十六計逃げるに如かず(さんじゅうろっけいにげるにしかず)
- 地震の時は竹薮に逃げろ(じしんのときはたけやぶににげろ)
- 二月は逃げて去る(にがつはにげてさる)
- 二月は逃げて走る(にがつはにげてはしる)
- 逃ぐるが一の手(にぐるがいちのて)
- 逃げ腰になる(にげごしになる)
- 逃げも隠れもしない(にげもかくれもしない)
「魚」を含むことわざ
- 網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)
- 網心あれば魚心(あみごころあればうおごごろ)
- 網にかかった魚(あみにかかったうお)
- 網に掛かった魚(あみにかかったうお)
- 網にかかるは雑魚ばかり(あみにかかるはざこばかり)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
「大」を含むことわざ
- 阿保の大食い(あほのおおぐい)
- 諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)
- 一木いずくんぞ能く大廈を支えん(いちぼくいずくんぞよくたいかをささえん)
- 一木大廈の崩るるを支うる能わず(いちぼくたいかのくずるるをささうるあたわず)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 独活の大木柱にならぬ(うどのたいぼくはしらにならぬ)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
「釣」を含むことわざ
- 秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
- 海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
- 蝦で鯛を釣る(えびでたいをつる)
- お釣りが来る(おつりがくる)
- 雑魚で鯛を釣る(ざこでたいをつる)
- 蝦蛄で鯛を釣る(しゃこでたいをつる)
- 高い舟借りて安い小魚釣る(たかいふねかりてやすいこざかなつる)
- 提灯に釣り鐘(ちょうちんにつりがね)
- 釣った魚に餌はやらぬ(つったさかなにえさはやらぬ)
- 釣り合わぬは不縁のもと(つりあわぬはふえんのもと)