問うに落ちずに語るに落ちるとは
問うに落ちずに語るに落ちる
とうにおちずにかたるにおちる

言葉 | 問うに落ちずに語るに落ちる |
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読み方 | とうにおちずにかたるにおちる |
意味 | 人から聞かれた時には警戒して言わないようなことも、自分から話をしている時にはうっかり言ってしまうということ。
「落ちる」は、白状すること。 単に「語るに落ちる」ともいう。 |
異形 | 言うに落ちず語るに落ちる(いうにおちずかたるにおちる) |
語るに落ちる(かたるにおちる) | |
使用語彙 | 問う / 語る |
使用漢字 | 問 / 落 / 語 / 言 |
「問」を含むことわざ
- 言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
- 生きるべきか死すべきかそれが問題だ(いきるべきかしすべきかそれがもんだいだ)
- 一引き、二才、三学問(いちひき、にさい、さんがくもん)
- 田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
- 海の事は漁師に問え(うみのことはりょうしにとえ)
- 鼎の軽重を問う(かなえのけいちょうをとう)
- 下問を恥じず(かもんをはじず)
- 学問に王道なし(がくもんにおうどうなし)
- 子供の根問い(こどものねどい)
- 知って問うは礼なり(しってとうはれいなり)
「落」を含むことわざ
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
- 顎が落ちそう(あごがおちそう)
- 顎が落ちる(あごがおちる)
- 油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
- 一段落つく(いちだんらくつく)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 胃の腑に落ちる(いのふにおちる)
- 鰯で精進落ち(いわしでしょうじんおち)
- 瘧が落ちる(おこりがおちる)
「語」を含むことわざ
- 犬に論語(いぬにろんご)
- 歌物語の歌忘れ(うたものがたりのうたわすれ)
- 解語の花(かいごのはな)
- 怪力乱神を語らず(かいりょくらんしんをかたらず)
- 語るに足る(かたるにたる)
- 沙中の偶語(さちゅうのぐうご)
- 知らぬ京物語(しらぬきょうものがたり)
- 似ぬ京物語(にぬきょうものがたり)