采配を振るとは
采配を振る
さいはいをふる
言葉 | 采配を振る |
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読み方 | さいはいをふる |
意味 | 先頭に立って指示をすること。指揮をとること。
「采配」は昔の武将が戦場で兵の指揮をとる時に使った道具。 「采配を振るう」ともいうが、本来は誤用。 「采を振る」「采配を取る」「采柄を握る」 |
異形 | 采を振る(さいをふる) |
采配を取る(さいはいをとる) | |
采柄を握る(さいづかをにぎる) | |
使用語彙 | 采配 / 振る |
使用漢字 | 采 / 配 / 振 / 取 / 柄 / 握 |
「采」を含むことわざ
- 采薪の憂い(さいしんのうれい)
- 采柄を握る(さいづかをにぎる)
- 采配を取る(さいはいをとる)
- 采配を振る(さいはいをふる)
- 采を振る(さいをふる)
- 風采が上がらない(ふうさいがあがらない)
「配」を含むことわざ
「振」を含むことわざ
- 愛嬌を振りまく(あいきょうをふりまく)
- 愛敬を振りまく(あいきょうをふりまく)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- 厭と頭を縦に振る(いやとかぶりをたてにふる)
- 威を振るう(いをふるう)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 腕を振るう(うでをふるう)
- 大手を振って(おおでをふって)
- 大手を振る(おおでをふる)
- 大鉈を振るう(おおなたをふるう)
- 大盤振る舞い(おおばんぶるまい)
- 面も振らず(おもてもふらず)
- 尾を振る(おをふる)
- 尾を振る犬は叩かれず(おをふるいぬはたたかれず)
- 頭を振る(かぶりをふる)
- 空振りに終わる(からぶりにおわる)
- 首振り三年、ころ八年(くびふりさんねん、ころはちねん)
- 首を縦に振る(くびをたてにふる)
- 首を振る(くびをふる)
- 首を横に振る(くびをよこにふる)
- 声を振り絞る(こえをふりしぼる)
- 三十振袖、四十島田(さんじゅうふりそで、しじゅうしまだ)
- 知ったか振りの恥搔き(しったかぶりのはじかき)
- 尻尾を振る(しっぽをふる)
- 手腕を振るう(しゅわんをふるう)
- 袖振り合うも他生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)
- 長広舌を振るう(ちょうこうぜつをふるう)
- 無い袖は振れない(ないそではふれない)
「取」を含むことわざ
- 足掻きが取れない(あがきがとれない)
- 挙げ足を取る(あげあしをとる)
- 揚げ足を取る(あげあしをとる)
- 足を取られる(あしをとられる)
- 当たりを取る(あたりをとる)
- 呆気に取られる(あっけにとられる)
- 虻蜂取らず(あぶはちとらず)
- 息を引き取る(いきをひきとる)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 一命を取り止める(いちめいをとりとめる)
- 一も取らず二も取らず(いちもとらずにもとらず)
- 一升の餅に五升の取り粉(いっしょうのもちにごしょうのとりこ)
- 一本取られる(いっぽんとられる)
- 一本取る(いっぽんとる)
- イニシアチブを取る(いにしあちぶをとる)
- 動きが取れない(うごきがとれない)
- 裏を取る(うらをとる)
- 猿猴が月を取る(えんこうがつきをとる)
- 大当たりを取る(おおあたりをとる)
- 大取りより小取り(おおどりよりこどり)
- 後れを取る(おくれをとる)
- 押っ取り刀で駆けつける(おっとりがたなでかけつける)
- 鬼に瘤を取られる(おににこぶをとられる)
- 鬼の首を取ったよう(おにのくびをとったよう)
- 音頭を取る(おんどをとる)
- 舵取りをする(かじとりをする)
- 舵を取る(かじをとる)
- 掠りを取る(かすりをとる)
- 角が取れる(かどがとれる)
「柄」を含むことわざ
- 家柄より芋茎(いえがらよりいもがら)
- 柄のない所に柄をすげる(えのないところにえをすげる)
- 柄にもない(がらにもない)
- 百姓の泣き言と医者の手柄話(ひゃくしょうのなきごとといしゃのてがらばなし)
- 昔取った杵柄(むかしとったきねづか)
- 藪医者の手柄話(やぶいしゃのてがらばなし)