愛嬌を振りまくとは
愛嬌を振りまく
あいきょうをふりまく

言葉 | 愛嬌を振りまく |
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読み方 | あいきょうをふりまく |
意味 | 周囲の人々を喜ばせるように、明るくにこやかな態度で振る舞う。
「愛想を振りまく」は誤用。 「愛嬌」は「愛敬」とも書く。 |
異形 | 愛敬を振りまく(あいきょうをふりまく) |
使用されている漢字
「愛」を含むことわざ
愛多ければ憎しみ至る(あいおおければにくしみいたる)
特別に可愛がられることが多ければ、それを妬み憎む者が必ずいるということ。
愛想が尽きる(あいそがつきる)
相手の言動や態度にあきれ果て、嫌になってしまう。また、信頼できなくなる。 「愛想」は「あいそう」とも読む。
愛想づかしも金から起きる(あいそづかしもかねからおきる)
女が男につれなくなり愛想をつかすようになるのは、金銭上の問題からだということ。
愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
愛情や好意がすっかりなくなり、いやになってしまうこと。
愛想を尽かす(あいそをつかす)
相手の態度や言動にあきれて、見限る。
愛の鞭(あいのむち)
相手のことを思い、厳しく接したり罰を与えたりすること。
「嬌」を含むことわざ
愛嬌を振りまく(あいきょうをふりまく)
男は度胸、女は愛嬌(おとこはどきょう、おんなはあいきょう)
男にとって大切なものは、物事に動じない強い度胸で、女にとって大切なものは、にこやかでかわいらしい魅力だということ。「度胸」と「愛嬌」の「きょう」の語呂を合わせていった言葉。
外愛嬌の内そんぶり(そとあいきょうのうちそんぶり)
外では愛嬌を振りまいているが、家では無愛想な人のこと。「そんぶり」は、無愛想の意。
「振」を含むことわざ
顎振り三年(あごふりさんねん)
技量を身に付けるまでには長い年月がかかるということ。尺八は、顎を振って微妙な音を出すこつを会得するまでに三年かかることから。
厭と頭を縦に振る(いやとかぶりをたてにふる)
うわべの態度と本心とがまるで違うことのたとえ。 口ではいやだと言いながら、首を縦にふって承諾することから。
威を振るう(いをふるう)
権威を誇示する。
内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
家庭のしつけが悪い子どもは、外に出るとすぐにわかるということのたとえ。 飼い主の手入れの悪い馬は、外に出た時に毛を振って汚れを落とそうとするので、すぐにわかるとの意から。
腕を振るう(うでをふるう)
身につけた腕前や能力を十分に発揮すること。
大手を振って(おおでをふって)
何の遠慮も気兼ねもなく、堂々と。
「敬」を含むことわざ
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