鰯で精進落ちとは
鰯で精進落ち
いわしでしょうじんおち
言葉 | 鰯で精進落ち |
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読み方 | いわしでしょうじんおち |
意味 | せっかくの努力がつまらないことで報われなくなることのたとえ。また、長い間の努力が十分に報われないことのたとえ。
「精進落ち」は菜食で身を慎む精進期間が終わって、魚肉類を食べること。 精進期間中に鰯のようなつまらない魚をうっかり食べてそれまでの努力を無駄にするとの意から。また、精進期間が終わったのに鰯のようなつまらない魚で祝いをするとの意から。 |
使用語彙 | 精進 / 落ち |
使用漢字 | 鰯 / 精 / 進 / 落 |
「鰯」を含むことわざ
- 鰯網で鯨捕る(いわしあみでくじらとる)
- 鰯で精進落ち(いわしでしょうじんおち)
- 鰯の頭も信心から(いわしのあたまもしんじんから)
- 鯛の尾より鰯の頭(たいのおよりいわしのかしら)
- 干潟の鰯(ひがたのいわし)
「精」を含むことわざ
- 健全なる精神は健全なる身体に宿る(けんぜんなるせいしんはけんぜんなるしんたいにやどる)
- 精魂を傾ける(せいこんをかたむける)
- 精彩を放つ(せいさいをはなつ)
- 精神一到、何事か成らざらん(せいしんいっとう、なにごとかならざらん)
- 精を出す(せいをだす)
- 丹精を込める(たんせいをこめる)
- 丹精を凝らす(たんせいをこらす)
- 丹精を尽くす(たんせいをつくす)
- 猫の精進(ねこのしょうじん)
「進」を含むことわざ
- 気が進まない(きがすすまない)
- 食が進む(しょくがすすむ)
- 進退谷まる(しんたいきわまる)
- 進退維谷まる(しんたいこれきわまる)
- 進むを知りて退くを知らず(すすむをしりてしりぞくをしらず)
- 前門に虎を防ぎ後門に狼を進む(ぜんもんにとらをふせぎこうもんにおおかみをすすむ)
- 二進も三進も行かない(にっちもさっちもいかない)
- 猫の精進(ねこのしょうじん)
- 膝を進める(ひざをすすめる)