「て」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 208 件
「て」から始まる故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
手垢が付く(てあかがつく)
物事の方法や言葉などが長い間繰り返し使われ続けて、新鮮味がなくなること。 何度も使って手垢で汚れるということから。
手垢の付いた(てあかのついた)
物事の方法や言葉などが長い間繰り返し使われ続けて、新鮮味がないこと。 何度も使っていて手垢で汚れているということから。
手足となる(てあしとなる)
ある人の命令や指示を忠実に守って動くこと。 その人の手や足の代わりになるという意味から。 「手足」は「しゅそく」とも読む。
手足を伸ばす(てあしをのばす)
ゆっくりと休むこと。のんびりとくつろぐこと。
鄭衛の音(ていえいのおん)
聞く者の身持ちを崩すとされた調べ。 鄭と衛の地に流行した歌が、儒家の目には人の芯を溶かすものと映り、国を傾ける音として退けられた。
鄭家の奴は詩をうたう(ていかのやっこはしをうたう)
ふだん見聞きしていることは、自然に覚えるというたとえ。「鄭家」は、中国後漢の学者である鄭玄。鄭玄の家の雇い人は習いもしないのに詩経をうたうということから。
庭訓(ていきん)
家庭内での教育やしつけ。孔子が庭を走って通り過ぎようとした息子の伯魚に、詩や礼について教えたという故事による。
亭主関白の位(ていしゅかんぱくのくらい)
家庭の中で夫が非常にいばっていること、また絶大な権威をもっていることのたとえ。 一家の主人が関白と同じ位にあるかのような権威をもっているとの意から。 「関白」は、昔、天皇を補佐した重職のこと。 「亭主関白」ともいう。
亭主三杯客一杯(ていしゅさんばいきゃくいっぱい)
客をもてなすために、主人が客よりたくさん酒をのむこと。また、客をだしにして主人がふだんより多く酒を飲むことにもいう。
亭主の好きな赤烏帽子(ていしゅのすきなあかえぼし)
どのようなことでも、一家の主人が言うからには従わなければいけないということ。 黒塗りが普通である烏帽子も、主人が赤い烏帽子を好めば家族は同調すべきであるとの意から。
亭主の好きを客に出す(ていしゅのすきをきゃくにだす)
自分の好きなものは相手も好きだと思い込んでしまい、無理に押しつけがちであるということ。 主人の好物を客にふるまうことから。
亭主は達者で留守が良い(ていしゅはたっしゃでるすがよい)
亭主は元気で、外で働いてくれたほうが、女房は家でのんびりできるということ。
亭主を尻に敷く(ていしゅをしりにしく)
妻が夫を立てず、家のことを自分の一存で決めてしまう。
貞女は両夫に見えず(ていじょはりょうふにまみえず)
連れ合いを失ったのちも、その人ひとりを心に置きつづけ、ほかの男に添うことをしない女性のありよう。「忠臣は二君に事えず」と並べて使われる。 斉の王蠋が、攻め入った燕からの招きに、忠臣は二人の君に仕えず貞女は二人の夫にまみえぬと答えて拒み、みずから命を絶った。
鼎沸(ていふつ)
多くの人が盛んに議論すること。また、議論がわき立つこと。鼎(かなえ)は物を煮る大きな銅器のことで、鼎の中がぐらぐら煮えたぎる意から。
鼎立(ていりつ)
三者、三つの勢力が互いに向き合って対立すること。鼎(かなえ)は物を煮る大きな銅器のことで、三本の足で立っていることから。
体を成す(ていをなす)
それらしく形が整う。まとまった形になる。 「体(たい)」は「体(てい)」とも読む。
手書きあれども文書きなし(てかきあれどもふみかきなし)
文字を上手に書く人は多いが、文章の上手い人は少ないということ。
手が上がる(てがあがる)
技能が進歩すること。上達すること。 または、酒を飲む量が増えること。
手が空く(てがあく)
仕事が終わったり一区切りついたりして、時間に余裕ができること。 「手が透く」ともいう。
手が空けば口が開く(てがあけばくちがあく)
仕事がなくなり手が空けば、食べる物もなくなり口も開いてしまう。また、暇になればつい無駄話をしがちだということ。
手飼いの犬に手を食わる(てがいのいぬにてをくわる)
日頃から特別に目をかけていた者や信用していた者に裏切られることのたとえ。 「嚙」は「噛」とも書く。
手が入れば足も入る(てがいればあしもいる)
一度気を許すと次々と入り込まれることのたとえ。また、次第に深入りすることのたとえ。
手が後ろに回る(てがうしろにまわる)
罪を犯して警察に捕まること。 昔の罪人は手を後ろで縛られていたことから。
手が掛かる(てがかかる)
面倒なことが多く、労力や時間がかかること。世話が焼けること。
手が切れる(てがきれる)
相手とのそれまでの関係がなくなること。 または、紙幣などが新しい様子。
手が込む(てがこむ)
隅から隅まで細かく工夫がされていて手間が掛かっていること。 また、物事が複雑に入り組んでいること。
手が付かない(てがつかない)
時間に余裕がなく、その物事を始めることができないこと。 または、別のことが気がかりで集中できないこと。
手が付く(てがつく)
新しいものが使われ始めること。 または、下の立場の女性と肉体関係を持つこと。
手が付けられない(てがつけられない)
対処の仕方が分からずにどうすることもできないこと。
