精神一到、何事か成らざらんとは
精神一到、何事か成らざらん
せいしんいっとう、なにごとかならざらん
| 言葉 | 精神一到、何事か成らざらん | 
|---|---|
| 読み方 | せいしんいっとう、なにごとかならざらん | 
| 意味 | 精神を集中して取り組めば、どんな難しいことでもできないことはないということ。 | 
| 出典 | 『朱子語類』 | 
| 類句 | 思う念力、岩をも徹す(おもうねんりき、いわをもとおす) | 
| 一念、天に通ず(いちねん、てんにつうず) | |
| 念力岩をも徹す(ねんりきいわをもとおす) | |
| 一心岩をも通す(いっしんいわをもとおす) | |
| 石に立つ矢(いしにたつや) | |
| 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく) | |
| 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ) | |
| 点滴、石を穿つ | |
| 為せば成る(なせばなる) | |
| 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある) | |
| 使用語彙 | 精神 | 
| 使用漢字 | 精 / 神 / 一 / 到 / 何 / 事 / 成 | 
「精」を含むことわざ
- 鰯で精進落ち(いわしでしょうじんおち)
 - 健全なる精神は健全なる身体に宿る(けんぜんなるせいしんはけんぜんなるしんたいにやどる)
 - 精魂を傾ける(せいこんをかたむける)
 - 精彩を放つ(せいさいをはなつ)
 - 精を出す(せいをだす)
 - 丹精を込める(たんせいをこめる)
 - 丹精を凝らす(たんせいをこらす)
 - 丹精を尽くす(たんせいをつくす)
 - 猫の精進(ねこのしょうじん)
 
「神」を含むことわざ
- 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
 - 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
 - 過ちは人の常、許すは神の業(あやまちはひとのつね、ゆるすはかみのわざ)
 - 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
 - 祈らずとても神や守らん(いのらずとてもかみやまもらん)
 - 臆病の神降ろし(おくびょうのかみおろし)
 - 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
 - 御神酒上がらぬ神はない(おみきあがらぬかみはない)
 - 怪力乱神を語らず(かいりょくらんしんをかたらず)
 - 稼ぐに追い抜く貧乏神(かせぐにおいぬくびんぼうがみ)
 
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
 - 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
 - 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
 - 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
 - あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
 - 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
 - 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
 - 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
 - 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
 - 一応も二応も(いちおうもにおうも)
 
「到」を含むことわざ
- 意到りて筆随う(いいたりてふでしたがう)
 - 精神一到、何事か成らざらん(せいしんいっとう、なにごとかならざらん)
 - 水到りて渠成る(みずいたりてきょなる)
 
「何」を含むことわざ
- 如何物食い(いかものぐい)
 - 如何せん(いかんせん)
 - 何れを見ても山家育ち(いずれをみてもやまがそだち)
 - 何時にない(いつにない)
 - 幾何学に王道なし(きかがくにおうどうなし)
 - 食い溜め寝溜めは何にもならぬ(くいだめねだめはなんにもならぬ)
 - 酒なくて何の己が桜かな(さけなくてなんのおのれがさくらかな)
 - 何処の馬の骨(どこのうまのほね)
 - 何処を押せばそんな音が出る(どこをおせばそんなねがでる)
 
「事」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
 - 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
 - 悪事、身にかえる(あくじ、みにかえる)
 - 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
 - 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
 - 明日の事は明日案じよ(あすのことはあすあんじよ)
 - 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
 - 当て事と畚褌は先から外れる(あてことともっこふんどしはさきからはずれる)
 - 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
 - 当て事は向こうから外れる(あてごとはむこうからはずれる)
 
        
    