石に立つ矢とは
石に立つ矢
いしにたつや
| 言葉 | 石に立つ矢 |
|---|---|
| 読み方 | いしにたつや |
| 意味 | 一念を込めて事を行えば、できないことはないというたとえ。漢の李広が石を虎と見誤り、一心に集中して矢を射たところ、矢が石に刺さったという故事から。 |
| 出典 | 『史記』 |
| 類句 | 思う念力、岩をも徹す(おもうねんりき、いわをもとおす) |
| 一念、天に通ず(いちねん、てんにつうず) | |
| 念力岩をも徹す(ねんりきいわをもとおす) | |
| 一心岩をも通す(いっしんいわをもとおす) | |
| 精神一到、何事か成らざらん(せいしんいっとう、なにごとかならざらん) | |
| 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく) | |
| 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ) | |
| 点滴、石を穿つ | |
| 為せば成る(なせばなる) | |
| 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある) | |
| 使用漢字 | 石 / 立 / 矢 |
「石」を含むことわざ
- 朝寝八石の損(あさねはちこくのそん)
- 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
- 石臼を箸に刺す(いしうすをはしにさす)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 石亀の地団駄(いしがめのじだんだ)
- 石亀も地団駄(いしがめもじだんだ)
- 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
- 石に嚙り付いても(いしにかじりついても)
- 石に齧りついても(いしにかじりついても)
- 石に裃(いしにかみしも)
「立」を含むことわざ
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにはとはたてられぬ)
- 愛立てないは祖母育ち(あいだてないはばばそだち)
- 間に立つ(あいだにたつ)
- 青筋を立てる(あおすじをたてる)
- 証が立つ(あかしがたつ)
- 証を立てる(あかしをたてる)
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
