学問に王道なしとは
学問に王道なし
がくもんにおうどうなし
言葉 | 学問に王道なし |
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読み方 | がくもんにおうどうなし |
意味 | 学問というものは、積み重ねて学んでいかなければならないもので、簡単に身につける安易な方法はないということ。
「王道」は、王様のための特別な道、転じて近道や安易な道のこと。 エジプト王が数学者のユークリッドに幾何学を簡単に学ぶ方法を尋ねたとき、ユークリッドは「幾何学に王道なし」と答えたという故事から。 |
異形 | 幾何学に王道なし(きかがくにおうどうなし) |
場面用途 | 勉強・勉学 / 近道を避ける心得 / 積み重ね |
使用語彙 | 学問 / 王道 / 王 / 幾何 |
使用漢字 | 学 / 問 / 王 / 道 / 幾 / 何 |
「学」を含むことわざ
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 一引き、二才、三学問(いちひき、にさい、さんがくもん)
- 田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
- 教うるは学ぶの半ば(おしうるはまなぶのなかば)
- 勧学院の雀は蒙求を囀る(かんがくいんのすずめはもうぎゅうをさえずる)
- 学者の取った天下なし(がくしゃのとったてんかなし)
- 学者むしゃくしゃ(がくしゃむしゃくしゃ)
- 学を好むは、知に近し(がくをこのむは、ちにちかし)
「問」を含むことわざ
- 言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
- 生きるべきか死すべきかそれが問題だ(いきるべきかしすべきかそれがもんだいだ)
- 一引き、二才、三学問(いちひき、にさい、さんがくもん)
- 田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
- 海の事は漁師に問え(うみのことはりょうしにとえ)
- 鼎の軽重を問う(かなえのけいちょうをとう)
- 下問を恥じず(かもんをはじず)
- 子供の根問い(こどものねどい)
- 知って問うは礼なり(しってとうはれいなり)
「王」を含むことわざ
- 王侯将相寧んぞ種あらんや(おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや)
- 王手を掛ける(おうてをかける)
- 王は君臨すれども統治せず(おうはくんりんすれどもとうちせず)
- 陰では王様の事も言う(かげではおうさまのこともいう)
- 天に二日無し、土に二王無し(てんににじつなし、どににおうなし)
- 天王山(てんのうざん)
- 二王立ち(におうだち)
- 仁王立ち(におうだち)
「道」を含むことわざ
- 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
- 鼬の道(いたちのみち)
- 鼬の道が切れる(いたちのみちがきれる)
- 鼬の道切り(いたちのみちきり)
- 鼬の道を切る(いたちのみちをきる)
- 一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
- 茨の道(いばらのみち)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
「幾」を含むことわざ
- 幾何学に王道なし(きかがくにおうどうなし)
- 少壮幾時ぞ(しょうそういくときぞ)