仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病とは
仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病
しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい

言葉 | 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病 |
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読み方 | しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい |
意味 | 仕事は出来ないのに飯は山のように食べ、夏も冬のように痩せていて、たまに太ったかと思えば病気にかかっている。怠け者の大食漢の多病をあざけった言葉。 |
使用漢字 | 仕 / 事 / 幽 / 霊 / 飯 / 弁 / 慶 / 癖 / 夏 / 痩 / 寒 / 細 / 肥 / 腫 / 病 |
「仕」を含むことわざ
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 口自慢の仕事下手(くちじまんのしごとべた)
- 芸が身を助けるほどの不仕合わせ(げいがみをたすけるほどのふしあわせ)
- 恋は仕勝ち(こいはしがち)
- 細工は流々、仕上げをご覧じろ(さいくはりゅうりゅう、しあげをごろうじろ)
- 細工は流流、仕上げをご覧じろ(さいくはりゅうりゅう、しあげをごろうじろ)
- 仕上げが肝心(しあげがかんじん)
- すまじきものは宮仕え(すまじきものはみやづかえ)
- 急いては事を仕損じる(せいてはことをしそんじる)
- 草履履き際で仕損じる(ぞうりはきぎわでしそんじる)
- 忠臣は二君に仕えず(ちゅうしんはにくんにつかえず)
- 月夜に夜仕事(つきよによしごと)
- 二百二十日の荒れ仕舞(にひゃくはつかのあれじまい)
- 腹は立て損、喧嘩は仕損(はらはたてぞん、けんかはしぞん)
「事」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
- 悪事、身にかえる(あくじ、みにかえる)
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 明日の事は明日案じよ(あすのことはあすあんじよ)
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- 当て事と畚褌は先から外れる(あてことともっこふんどしはさきからはずれる)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 当て事は向こうから外れる(あてごとはむこうからはずれる)
- 言うに事欠いて(いうにことかいて)
- 一事が万事(いちじがばんじ)
- 色よい返事(いろよいへんじ)
- 旨い事は二度考えよ(うまいことはにどかんがえよ)
- 海の事は漁師に問え(うみのことはりょうしにとえ)
- お家の一大事(おいえのいちだいじ)
- 思う事一つ叶えばまた一つ(おもうことひとつかなえばまたひとつ)
- 陰では王様の事も言う(かげではおうさまのこともいう)
- 陰では殿の事も言う(かげではとののこともいう)
- 火事あとの釘拾い(かじあとのくぎひろい)
- 火事あとの火の用心(かじあとのひのようじん)
- 火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と喧嘩は江戸の華(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と葬式に行けば勘当もゆりる(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 火事場の馬鹿力(かじばのばかぢから)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 軽い返事に重い尻(かるいへんじにおもいしり)
- 川向こうの火事(かわむこうのかじ)
- 癇癪持ちの事破り(かんしゃくもちのことやぶり)
「幽」を含むことわざ
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 幽明境を異にする(ゆうめいさかいをことにする)
- 幽明処を隔つ(ゆうめいところをへだつ)
- 幽霊の正体見たり枯れ尾花(ゆうれいのしょうたいみたりかれおばな)
「霊」を含むことわざ
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 天才とは一パーセントの霊感と九十九パーセントの汗である(てんさいとはいちぱーせんとのれいかんときゅうじゅうきゅうぱーせんとのあせである)
- 幽霊の正体見たり枯れ尾花(ゆうれいのしょうたいみたりかれおばな)
「飯」を含むことわざ
- 朝飯前(あさめしまえ)
- 朝飯前のお茶漬け(あさめしまえのおちゃづけ)
- ある時は米の飯(あるときはこめのめし)
- いつも月夜に米の飯(いつもつきよにこめのめし)
- 同じ釜の飯を食う(おなじかまのめしをくう)
- 思し召しより米の飯(おぼしめしよりこめのめし)
- 臭い飯を食う(くさいめしをくう)
- 食わぬ飯が髭に付く(くわぬめしがひげにつく)
- 米の飯と女は白いほどよい(こめのめしとおんなはしろいほどよい)
- 米の飯と天道様はどこへ行っても付いて回る(こめのめしとてんとうさまはどこへいってもついてまわる)
- 米の飯より思し召し(こめのめしよりおぼしめし)
- 三度の飯も強し柔らかし(さんどのめしもこわしやわらかし)
- 三度の飯より好き(さんどのめしよりすき)
- 死にたいと麦飯食いたいほど大きな嘘はない(しにたいとむぎめしくいたいほどおおきなうそはない)
- しょう事なしに米の飯(しょうことなしにこめのめし)
- 千石万石も飯一杯(せんごくまんごくもめしいっぱい)
- 他人の飯には棘がある(たにんのめしにはとげがある)
- 他人の飯には骨がある(たにんのめしにはほねがある)
- 他人の飯は白い(たにんのめしはしろい)
- 他人の飯は強い(たにんのめしはつよい)
- 他人の飯を食う(たにんのめしをくう)
- 月夜に米の飯(つきよにこめのめし)
- 天道様と米の飯はどこへも付いて回る(てんとうさまとこめのめしはどこへもついてまわる)
- 早飯も芸の中(はやめしもげいのうち)
- 春の晩飯後三里(はるのばんめしあとさんり)
- 春の夕飯食って三里(はるのゆうめしくってさんり)
- 一つ釜の飯を食う(ひとつかまのめしをくう)
- 冷や飯を食う(ひやめしをくう)
- 麦飯で鯉を釣る(むぎめしでこいをつる)
「弁」を含むことわざ
- 後ろ弁天、前不動(うしろべんてん、まえふどう)
- 内弁慶(うちべんけい)
- 内弁慶外すばり(うちべんけいそとすばり)
- 陰弁慶(かげべんけい)
- 口弁慶(くちべんけい)
- 怪我と弁当は自分持ち(けがとべんとうはじぶんもち)
- 懸河の弁(けんがのべん)
- 堅白同異の弁(けんぱくどういのべん)
- 黒白を弁せず(こくびゃくをべんせず)
- 咫尺を弁せず(しせきをべんせず)
- 菽麦を弁せず(しゅくばくをべんせず)
- 多々益々弁ず(たたますますべんず)
- 多多益益弁ず(たたますますべんず)
- 沈黙は金、雄弁は銀(ちんもくはきん、ゆうべんはぎん)
- 東西を弁ぜず(とうざいをべんぜず)
- 東西を弁えず(とうざいをわきまえず)
- 弁が立つ(べんがたつ)
- 弁慶に薙刀(べんけいになぎなた)
- 弁慶の立ち往生(べんけいのたちおうじょう)
- 弁慶の泣き所(べんけいのなきどころ)
- 弁当は宵から(べんとうはよいから)
- 弁当持ち先に食わず(べんとうもちさきにくわず)
- 雄弁は銀、沈黙は金(ゆうべんはぎん、ちんもくはきん)
「慶」を含むことわざ
- 内弁慶(うちべんけい)
- 内弁慶外すばり(うちべんけいそとすばり)
- 陰弁慶(かげべんけい)
- 口弁慶(くちべんけい)
- 積善の家には必ず余慶あり(せきぜんのいえにはかならずよけいあり)
- 弁慶に薙刀(べんけいになぎなた)
- 弁慶の立ち往生(べんけいのたちおうじょう)
- 弁慶の泣き所(べんけいのなきどころ)
「癖」を含むことわざ
- 厭じゃ厭じゃは女の癖(いやじゃいやじゃはおんなのくせ)
- 煙霞の癖(えんかのへき)
- 手癖が悪い(てくせがわるい)
- 手癖が悪い(てぐせがわるい)
- 無い物食おうが人の癖(ないものくおうがひとのくせ)
- 無くて七癖(なくてななくせ)
- 無くて七癖、有って四十八癖(なくてななくせ、あってしじゅうはっくせ)
- 難癖を付ける(なんくせをつける)
- 難無くして七癖(なんなくしてななくせ)
- 一癖も二癖もある(ひとくせもふたくせもある)
- 人に七癖、我が身に八癖(ひとにななくせ、わがみにやくせ)
- 人に一癖(ひとにひとくせ)
- 名馬に癖あり(めいばにくせあり)
- 病は治るが癖は治らぬ(やまいはなおるがくせはなおらぬ)
「夏」を含むことわざ
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 天地、夏冬、雪と墨(てんち、なつふゆ、ゆきとすみ)
- 飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし)
- 夏歌う者は冬泣く(なつうたうものはふゆなく)
- 夏布子の寒帷子(なつぬのこのかんかたびら)
- 夏の風邪は犬も食わぬ(なつのかぜはいぬもくわぬ)
- 夏の小袖(なつのこそで)
- 夏の虫、氷を知らず(なつのむし、こおりをしらず)
- 夏の虫、氷を笑う(なつのむし、こおりをわらう)
- 夏は日向を行け、冬は日陰を行け(なつはひなたをいけ、ふゆはひかげをいけ)
- 冬編笠に夏頭巾(ふゆあみがさになつずきん)
- 貰う物は夏も小袖(もらうものはなつもこそで)
「痩」を含むことわざ
- 家の前の痩せ犬(うちのまえのやせいぬ)
- 猫が肥えれば鰹節が痩せる(ねこがこえればかつおぶしがやせる)
- 痩せ腕にも骨(やせうでにもほね)
- 痩せ馬に重荷(やせうまにおもに)
- 痩せ馬鞭を恐れず(やせうまむちをおそれず)
- 痩せ我慢は貧から起こる(やせがまんはひんからおこる)
- 痩せても枯れても(やせてもかれても)
- 痩せの大食い(やせのおおぐい)
- 痩せ法師の酢好み(やせほうしのすごのみ)
- 養生に身が痩せる(ようじょうにみがやせる)
「寒」を含むことわざ
- 暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 遠慮ひだるし伊達寒し(えんりょひだるしだてさむし)
- お寒い(おさむい)
- 河童の寒稽古(かっぱのかんげいこ)
- 寒に帷子、土用に布子(かんにかたびら、どようにぬのこ)
- 唇滅びて歯寒し(くちびるほろびてはさむし)
- 賢者ひだるし、伊達寒し(けんじゃひだるし、だてさむし)
- 氷は水より出でて水よりも寒し(こおりはみずよりいでてみずよりもさむし)
- 歳寒の松柏(さいかんのしょうはく)
- 寒さ小便、ひだるさ欠伸(さむさしょうべん、ひだるさあくび)
- 寒さの果ても涅槃まで(さむさのはてもねはんまで)
- 小寒の氷大寒に解く(しょうかんのこおりだいかんにとく)
- 心肝を寒からしめる(しんかんをさむからしめる)
- 心胆を寒からしめる(しんたんをさむからしめる)
- 背筋が寒くなる(せすじがさむくなる)
- 歳寒くして松柏の凋むに後るるを知る(としさむくしてしょうはくのしぼむにおくるるをしる)
- 土用布子に寒帷子(どようぬのこにかんかたびら)
- 土用綿入れに寒帷子(どようわたいれにかんかたびら)
- 夏布子の寒帷子(なつぬのこのかんかたびら)
- 眠い煙い寒い(ねむいけむいさむい)
- 母在りて一子寒く、母去りて三子寒し(ははありていっしさむく、ははさりてさんしさむし)
- ひだるさ欠伸、寒さ小便(ひだるさあくび、さむさしょうべん)
- 風流は寒いもの(ふうりゅうはさむいもの)
- 懐が寒い(ふところがさむい)
- 物言えば唇寒し秋の風(ものいえばくちびるさむしあきのかぜ)
「細」を含むことわざ
- 委細構わず(いさいかまわず)
- 河海は細流を択ばず(かかいはさいりゅうをえらばず)
- 芸が細かい(げいがこまかい)
- 子宝、脛が細る(こだから、すねがほそる)
- 細工は流々、仕上げをご覧じろ(さいくはりゅうりゅう、しあげをごろうじろ)
- 細工は流流、仕上げをご覧じろ(さいくはりゅうりゅう、しあげをごろうじろ)
- 細工貧乏人宝(さいくびんぼうひとだから)
- 細大漏らさず(さいだいもらさず)
- 子細に及ばず(しさいにおよばず)
- 七細工八貧乏(しちざいくはちびんぼう)
- 七細工八貧乏(しちざいくやびんぼう)
- 食が細い(しょくがほそい)
- 線が細い(せんがほそい)
- 大行は細謹を顧みず(たいこうはさいきんをかえりみず)
- 八細工七貧乏(はちざいく、しちびんぼう)
- 微に入り細を穿つ(びにいりさいをうがつ)
- 細くても針は呑めぬ(ほそくてもはりはのめぬ)
- 細く長く(ほそくながく)
- 細くも長けれ(ほそくもながけれ)
「肥」を含むことわざ
- 秋高く馬肥ゆ(あきたかくうまこゆ)
- 口が肥える(くちがこえる)
- 座禅組むより肥やし汲め(ざぜんくむよりこやしくめ)
- 舌が肥える(したがこえる)
- 私腹を肥やす(しふくをこやす)
- 天高く馬肥ゆ(てんたかくうまこゆ)
- 天高く馬肥ゆる秋(てんたかくうまこゆるあき)
- 猫が肥えれば鰹節が痩せる(ねこがこえればかつおぶしがやせる)
- 二十過ぎての意見と彼岸過ぎての肥はきかぬ(はたちすぎてのいけんとひがんすぎてのこえはきかぬ)
- 腹を肥やす(はらをこやす)
- 彼岸過ぎての麦の肥、三十過ぎての男に意見(ひがんすぎてのむぎのこえ、さんじゅうすぎてのおとこにいけん)
- 人肥えたるが故に貴からず(ひとこえたるがゆえにたっとからず)
- 懐を肥やす(ふところをこやす)
- 目が肥える(めがこえる)
「腫」を含むことわざ
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 出物腫れ物、所嫌わず(でものはれもの、ところきらわず)
- 腫れ物に触るよう(はれものにさわるよう)
- 惚れた腫れたは当座のうち(ほれたはれたはとうざのうち)
「病」を含むことわざ
- 後腹が病める(あとばらがやめる)
- 一に看病、二に薬(いちにかんびょう、ににくすり)
- お医者様でも有馬の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもありまのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- 臆病風に吹かれる(おくびょうかぜにふかれる)
- 臆病の神降ろし(おくびょうのかみおろし)
- 踵で頭痛を病む(かかとでずつうをやむ)
- 風邪は百病の長(かぜはひゃくびょうのおさ)
- 風邪は百病のもと(かぜはひゃくびょうのもと)
- 風邪は万病のもと(かぜはまんびょうのもと)
- 気に病む(きにやむ)
- 気の病(きのやまい)
- 食うに倒れず病むに倒れる(くうにたおれずやむにたおれる)
- 恋の病に薬なし(こいのやまいにくすりなし)
- 七年の病に三年の艾を求む(しちねんのやまいにさんねんのもぐさをもとむ)
- 知ったが病(しったがやまい)
- 四百四病の外(しひゃくしびょうのほか)
- 四百四病より貧の苦しみ(しひゃくしびょうよりひんのくるしみ)
- 食後の一睡、万病円(しょくごのいっすい、まんびょうえん)
- 食後の一睡、万病丹(しょくごのいっすい、まんびょうたん)
- 心腹の病(しんぷくのやまい)
- 他人の疝気を頭痛に病む(たにんのせんきをずつうにやむ)
- 隣の疝気を頭痛に病む(となりのせんきをずつうにやむ)
- 同病相憐れむ(どうびょうあいあわれむ)
- 恥は家の病(はじはいえのやまい)
- 早寝早起き、病知らず(はやねはやおき、やまいしらず)
- はやり目なら病み目でもよい(はやりめならやみめでもよい)
- 腹八合に病なし(はらはちごうにやまいなし)
- 人には飽かぬが病に飽く(ひとにはあかぬがやまいにあく)