弁慶に薙刀について

言葉 | 弁慶に薙刀 |
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読み方 | べんけいになぎなた |
意味 | 十分強いものがさらに強みをますことのたとえ。強い弁慶に薙刀を持たせるという意から。 |
出典 | - |
類句 | 鬼に金棒(おににかなぼう) |
「弁」を含むことわざ
後ろ弁天、前不動(うしろべんてん、まえふどう)
後ろから見るとまるで弁天様のように美しいが、前から見ると不動明王のように恐い顔をした女性のこと。
内弁慶(うちべんけい)
家の中では威張っていても外では意気地がないこと。また、そういう人。
内弁慶外すばり(うちべんけいそとすばり)
家の中では威張っているが外では意気地がない弱虫のこと。「すばり」は小さく縮こまること。
陰弁慶(かげべんけい)
家の中ではいばっているが、外では意気地がないこと。また、そういう人。「内弁慶」ともいう。
口弁慶(くちべんけい)
口先だけで、行動が伴なわない人のたとえ。
怪我と弁当は自分持ち(けがとべんとうはじぶんもち)
自分で負った怪我は自分の責任だ、という職人の間で言われている言葉。
「慶」を含むことわざ
内弁慶(うちべんけい)
家の中では威張っていても外では意気地がないこと。また、そういう人。
内弁慶外すばり(うちべんけいそとすばり)
家の中では威張っているが外では意気地がない弱虫のこと。「すばり」は小さく縮こまること。
陰弁慶(かげべんけい)
家の中ではいばっているが、外では意気地がないこと。また、そういう人。「内弁慶」ともいう。
口弁慶(くちべんけい)
口先だけで、行動が伴なわない人のたとえ。
仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
仕事は出来ないのに飯は山のように食べ、夏も冬の痩せていて、たまに太ったかと思えば病気にかかっている。怠け者の大食漢の多病をあざけった言葉。
積善の家には必ず余慶あり(せきぜんのいえにはかならずよけいあり)
善行を積み重ねた家には、その報いとしての幸せが必ず子孫におとずれるということ。「余慶」は、祖先の善行のおかげで、子孫に及ぶ幸福のこと。
「薙」を含むことわざ
弁慶に薙刀(べんけいになぎなた)
「刀」を含むことわざ
えせ侍の刀弄り(えせざむらいのかたないじり)
実力の乏しい者ほど外見をとりつくろうことのたとえ。「えせ侍」は武士の心得がない臆病な侍という意。えせ侍にかぎって人前で刀を抜いて虚勢を張るという意から。
押っ取り刀で駆けつける(おっとりがたなでかけつける)
大急ぎで駆けつけること。 緊急のときには、刀を腰に差す余裕もなく手に持って駆けつけるとの意から。
快刀、乱麻を断つ(かいとう、らんまをたつ)
込み入ってどうにもならない問題などを、鮮やかに解決することのたとえ。「快刀」はよく切れる刀、「乱麻」はもつれた麻糸のこと。切れ味のよい刀で、もつれた麻糸をすぱっと切るという意から。略して「快刀乱麻」ともいう。
返す刀(かえすかたな)
一方を攻撃したあと、間を置かずに他方を攻撃するさま。 一方を斬りつけた刀を素早くひるがえして、他方に斬りかかる意から。
刀折れ矢尽きる(かたなおれやつきる)
刀が折れ、矢が尽きて戦う手段がなくなってしまったということ。転じて、物事を続けていく手段がなくなったということのたとえ。「弓折れ矢尽きる」ともいう。
剃刀の刃を渡る(かみそりのはをわたる)
非常に危険で、失敗したら身を損ない兼ねない行動をすること。