幽明境を異にするとは
幽明境を異にする
ゆうめいさかいをことにする
言葉 | 幽明境を異にする |
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読み方 | ゆうめいさかいをことにする |
意味 | 死に別れること。
「幽」はあの世。「明」はこの世。 死んであの世とこの世の境界を越え、別々になるという意味から。 「幽明処を隔つ(ゆうめいところをへだつ)」ともいう。 |
異形 | 幽明処を隔つ(ゆうめいところをへだつ) |
使用語彙 | 幽明 / 境 / する |
使用漢字 | 幽 / 明 / 境 / 異 / 処 / 隔 |
「幽」を含むことわざ
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 幽明境を異にする(ゆうめいさかいをことにする)
- 幽明処を隔つ(ゆうめいところをへだつ)
- 幽霊の正体見たり枯れ尾花(ゆうれいのしょうたいみたりかれおばな)
「明」を含むことわざ
- 明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
- 明るみに出る(あかるみにでる)
- 明けても暮れても(あけてもくれても)
- 明後日の方(あさってのほう)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- 足下の明るいうち(あしもとのあかるいうち)
- 足元の明るいうち(あしもとのあかるいうち)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
「境」を含むことわざ
- 幽明境を異にする(ゆうめいさかいをことにする)
- 漸く佳境に入る(ようやくかきょうにいる)
「異」を含むことわざ
- 異域の鬼となる(いいきのおにとなる)
- 異彩を放つ(いさいをはなつ)
- 異端(いたん)
- 異を立てる(いをたてる)
- 異を唱える(いをとなえる)
- 縁は異なもの、味なもの(えんはいなもの、あじなもの)
- 堅白同異の弁(けんぱくどういのべん)
- 攻守所を異にする(こうしゅところをことにする)
- 小異を捨てて大同につく(しょういをすててだいどうにつく)
- 正直は阿呆の異名(しょうじきはあほうのいみょう)
「処」を含むことわざ
- 錐の嚢中に処るが如し(きりののうちゅうにおるがごとし)
- 現世安穏、後生善処(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
- 身首処を異にす(しんしゅところをことにす)
- 地獄も住み処(じごくもすみか)
- 終の住処(ついのすみか)
- 止め処が無い(とめどがない)
- 止め処無い(とめどない)
- 何処の馬の骨(どこのうまのほね)
- 何処を押せばそんな音が出る(どこをおせばそんなねがでる)
- 人間至る処、青山あり(にんげんいたるところ、せいざんあり)
「隔」を含むことわざ
- 隔世の感(かくせいのかん)
- 靴を隔てて痒きを搔く(くつをへだててかゆきをかく)
- 恋に上下の隔てなし(こいにじょうげのへだてなし)
- 幽明処を隔つ(ゆうめいところをへだつ)