錐の嚢中に処るが如しとは
錐の嚢中に処るが如し
きりののうちゅうにおるがごとし
言葉 | 錐の嚢中に処るが如し |
---|---|
読み方 | きりののうちゅうにおるがごとし |
意味 | すぐれた人は、多くの人の中にいても自然とその才能が現れるというたとえ。袋の中にの錐は、その鋭い先端が外に飛び出ることから。 |
出典 | 『史記』 |
場面用途 | 才能・能力 |
類句 | 嚢中の錐(のうちゅうのきり) |
使用語彙 | 嚢中 / 如し |
使用漢字 | 錐 / 嚢 / 中 / 処 / 如 |
「錐」を含むことわざ
- 片手で錐は揉まれぬ(かたてできりはもまれぬ)
- 錐の嚢中に処るが如し(きりののうちゅうにおるがごとし)
- 嚢中の錐(のうちゅうのきり)
- 立錐の余地もない(りっすいのよちもない)
「嚢」を含むことわざ
- 錐の嚢中に処るが如し(きりののうちゅうにおるがごとし)
- 嚢中の錐(のうちゅうのきり)
- 嚢中の物を探るが如し(のうちゅうのものをさぐるがごとし)
「中」を含むことわざ
- 麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)
- 中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 意中の人(いちゅうのひと)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
- 渦中に巻き込まれる(かちゅうにまきこまれる)
「処」を含むことわざ
- 現世安穏、後生善処(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
- 身首処を異にす(しんしゅところをことにす)
- 地獄も住み処(じごくもすみか)
- 終の住処(ついのすみか)
- 止め処が無い(とめどがない)
- 止め処無い(とめどない)
- 何処の馬の骨(どこのうまのほね)
- 何処を押せばそんな音が出る(どこをおせばそんなねがでる)
- 人間至る処、青山あり(にんげんいたるところ、せいざんあり)