中らずと雖も遠からずとは
中らずと雖も遠からず
あたらずといえどもとおからず
言葉 | 中らずと雖も遠からず |
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読み方 | あたらずといえどもとおからず |
意味 | ぴったり当たっていないが、ほぼ的中と言えるということ。
「中らず」は「当たらず」とも書く。 |
異形 | 当たらずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず) |
使用語彙 | 雖も |
使用漢字 | 中 / 雖 / 遠 / 当 |
「中」を含むことわざ
- 麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 意中の人(いちゅうのひと)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
- 渦中に巻き込まれる(かちゅうにまきこまれる)
「雖」を含むことわざ
- 嘉肴ありと雖も食らわざればその旨きを知らず(かこうありといえどもくらわざればそのうまきをしらず)
- 嘉肴ありと雖も食らわずんばその旨きを知らず(かこうありといえどもくらわずんばそのうまきをしらず)
- 君、君たらずと雖も臣は臣たらざるべからず(きみ、きみたらずといえどもしんはしんたらざるべからず)
- 千万人と雖も吾往かん(せんまんにんといえどもわれゆかん)
- 父父たらずと雖も子は子たらざるべからず(ちちちちたらずといえどもこはこたらざるべからず)
- 学ぶに暇あらずと謂う者は暇ありと雖も亦学ぶ能わず(まなぶにいとまあらずというものはいとまありといえどもまたまなぶあたわず)
「遠」を含むことわざ
- 足が遠のく(あしがとおのく)
- 犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)
- 殷鑑遠からず(いんかんとおからず)
- 噂は遠くから(うわさはとおくから)
- 遠水、近火を救わず(えんすい、きんかをすくわず)
- 遠慮会釈なく(えんりょえしゃくなく)
- 遠慮会釈もない(えんりょえしゃくもない)
- 遠慮が無沙汰(えんりょがぶさた)