君、君たらずと雖も臣は臣たらざるべからずとは
君、君たらずと雖も臣は臣たらざるべからず
きみ、きみたらずといえどもしんはしんたらざるべからず
言葉 | 君、君たらずと雖も臣は臣たらざるべからず |
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読み方 | きみ、きみたらずといえどもしんはしんたらざるべからず |
意味 | 主君が主君としての徳を持っていなくても、臣下は臣下としての道を守って忠義をつくさなければならないということ。 |
出典 | 『古文孝経』 |
類句 | 父父たらずと雖も子は子たらざるべからず(ちちちちたらずといえどもこはこたらざるべからず) |
使用語彙 | 雖も / べからず |
使用漢字 | 君 / 雖 / 臣 |
「君」を含むことわざ
- 一天万乗の君(いってんばんじょうのきみ)
- 王は君臨すれども統治せず(おうはくんりんすれどもとうちせず)
- 君、辱めらるれば臣死す(きみ、はずかしめらるればしんしす)
- 君を思うも身を思う(きみをおもうもみをおもう)
- 君子、危うきに近寄らず(くんし、あやうきにちかよらず)
- 君子に三戒あり(くんしにさんかいあり)
- 君子に三楽あり(くんしにさんらくあり)
- 君子の過ちは日月の食のごとし(くんしのあやまちはじつげつのしょくのごとし)
- 君子の三楽(くんしのさんらく)
「雖」を含むことわざ
- 中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 当たらずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 嘉肴ありと雖も食らわざればその旨きを知らず(かこうありといえどもくらわざればそのうまきをしらず)
- 嘉肴ありと雖も食らわずんばその旨きを知らず(かこうありといえどもくらわずんばそのうまきをしらず)
- 千万人と雖も吾往かん(せんまんにんといえどもわれゆかん)
- 父父たらずと雖も子は子たらざるべからず(ちちちちたらずといえどもこはこたらざるべからず)
- 学ぶに暇あらずと謂う者は暇ありと雖も亦学ぶ能わず(まなぶにいとまあらずというものはいとまありといえどもまたまなぶあたわず)