鴨が葱を背負って来るとは
鴨が葱を背負って来る
かもがねぎをしょってくる
言葉 | 鴨が葱を背負って来る |
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読み方 | かもがねぎをしょってくる |
意味 | 好都合な状況が重なり、さらに良い結果が生まれることのたとえ。
鍋料理で用いる鴨が自ら葱を背負ってやってくるような、非常に都合の良い状況を表す言葉。 特にお人好しが自らの行動で他人に利益をもたらす場合によく使われ、略して「鴨葱」ともいう。 |
異形 | 鴨葱(かもねぎ) |
場面用途 | 他人 |
使用漢字 | 鴨 / 葱 / 背 / 負 / 来 |
「鴨」を含むことわざ
- 逢い戻りは鴨の味(あいもどりはかものあじ)
- 家鴨も鴨の気位(あひるもかものきぐらい)
- いい鴨(いいかも)
- いとこ同士は鴨の味(いとこどうしはかものあじ)
- 鴨の水搔き(かものみずかき)
- 献上の鴨(けんじょうのかも)
- 隣の貧乏鴨の味(となりのびんぼうかものあじ)
- 人の噂を言うは鴨の味(ひとのうわさをいうはかものあじ)
「葱」を含むことわざ
- 鴨が葱を背負って来る(かもがねぎをしょってくる)
- 鴨葱(かもねぎ)
- 倹約と吝嗇は水仙と葱(けんやくとけちはすいせんとねぎ)
「背」を含むことわざ
- 馬の背を分ける(うまのせをわける)
- 海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)
- 眼光、紙背に徹す(がんこう、しはいにてっす)
- 眼光紙背に徹る(がんこうしはいにとおる)
- 背負い投げを食う(しょいなげをくう)
- 背負って立つ(しょってたつ)
- 背負い投げを食う(せおいなげをくう)
- 背筋が寒くなる(せすじがさむくなる)
- 背中を向ける(せなかをむける)
「負」を含むことわざ
- 負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)
- 負うた子より抱いた子(おうたこよりだいたこ)
- 負うた子を三年捜す(おうたこをさんねんさがす)
- 負うた子を三年探す(おうたこをさんねんさがす)
- 負ぶえば抱かりょう(おぶえばだかりょう)
- 負ぶえば抱かろう(おぶえばだかろう)
- 負わず借らずに子三人(おわずからずにこさんにん)
- 負んぶすれば抱っこ(おんぶすればだっこ)
- 勝った自慢は負けての後悔(かったじまんはまけてのこうかい)
- 勝つも負けるも運次第(かつもまけるもうんしだい)