倹約と吝嗇は水仙と葱について
倹約と吝嗇は水仙と葱
けんやくとけちはすいせんとねぎ

言葉 | 倹約と吝嗇は水仙と葱 |
---|---|
読み方 | けんやくとけちはすいせんとねぎ |
意味 | 倹約とけちは、水仙と葱のように見た目は似ているが、実はまったく違うということ。 |
出典 | - |
使用されている漢字
「倹」を含むことわざ
倹約と吝嗇は水仙と葱(けんやくとけちはすいせんとねぎ)
ない時の辛抱、ある時の倹約(ないときのしんぼう、あるときのけんやく)
金がない時はじっと辛抱し、金のある時は倹約を心がけよということ。
早起き三両、倹約五両(はやおきさんりょう、けんやくごりょう)
早起きと倹約はどちらも大きな利益になるというたとえ。「早起き三両始末五両」ともいう。
「約」を含むことわざ
倹約と吝嗇は水仙と葱(けんやくとけちはすいせんとねぎ)
ない時の辛抱、ある時の倹約(ないときのしんぼう、あるときのけんやく)
金がない時はじっと辛抱し、金のある時は倹約を心がけよということ。
早起き三両、倹約五両(はやおきさんりょう、けんやくごりょう)
早起きと倹約はどちらも大きな利益になるというたとえ。「早起き三両始末五両」ともいう。
「吝」を含むことわざ
倹約と吝嗇は水仙と葱(けんやくとけちはすいせんとねぎ)
吝ん坊と灰吹きは溜まるほど汚い(しわんぼうとはいふきはたまるほどきたない)
けちん坊は、金を貯めれば貯めるほど遣うのが惜しくなり、よけい物惜しみして意地汚くなるということ。「吝ん坊」は、けちん坊。「灰吹き」は煙草の吸殻入れ。
吝ん坊の柿の種(しわんぼうのかきのたね)
けちな人は、どんなつまらない物でも惜しがって手離さないというたとえ。「吝ん坊」は、けちん坊。けちん坊は何の値打ちも無い柿の種さえ惜しがるという意から。
「嗇」を含むことわざ
倹約と吝嗇は水仙と葱(けんやくとけちはすいせんとねぎ)
「水」を含むことわざ
明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
手回しがいいように見えて、実は無意味なことのたとえ。
汗水垂らす(あせみずたらす)
苦労をいとわず、一生懸命に働くさま。 水のように汗が垂れるほど働くことから。
汗水流す(あせみずながす)
一生懸命に働くさま。 水のように汗が流れるほど働くことから。
頭から水を浴びたよう(あたまからみずをあびたよう)
突然起こった恐ろしい出来事に、驚き恐れてぞっとすることのたとえ。
頭から水を掛けられたよう(あたまからみずをかけられたよう)
突然起こった恐ろしい出来事に、驚き恐れてぞっとすることのたとえ。
魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
相手が好意を示せば、こちらもまた好意を持つ。 先方の出方次第で、こちらの態度が決まるということ。 もとは「魚、心あれば、水、心あり」で魚と心、水と心が一語化したものといわれる。 魚が水に好意を示せば、水もその魚に好意を持つであろうという意から。 「網心あれば魚心」「水心あれば魚心」ともいう。
「仙」を含むことわざ
倹約と吝嗇は水仙と葱(けんやくとけちはすいせんとねぎ)
好いた水仙好かれた柳(すいたすいせんすかれたやなぎ)
お互いに好き合った男女を水仙と柳になぞらえたもの。
仙人の千年、蜉蝣の一時(せんにんのせんねん、かげろうのいっとき)
長い短いの違いはあっても、どちらも一生であることに変わりないことのたとえ。また、同じ一生でも長短の差が大きいことのたとえ。