隣の貧乏鴨の味とは
隣の貧乏鴨の味
となりのびんぼうかものあじ
言葉 | 隣の貧乏鴨の味 |
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読み方 | となりのびんぼうかものあじ |
意味 | 人はとかく他人の不幸を願うものだということ。
隣の家が貧乏だと、まるで美味しい鴨でも食べているようないい気分になるとの意から。 「隣の貧乏雁の味」ともいう。 |
異形 | 隣の貧乏雁の味(となりのびんぼうがんのあじ) |
類句 | 人の過ち我が幸せ(ひとのあやまちわがしあわせ) |
使用語彙 | 隣 |
使用漢字 | 隣 / 貧 / 乏 / 鴨 / 味 / 雁 |
「隣」を含むことわざ
- たくらだ猫の隣歩き(たくらだねこのとなりあるき)
- 寺の隣に鬼が棲む(てらのとなりにおにがすむ)
- 徳孤ならず必ず隣あり(とくこならずかならずとなりあり)
- 徳は孤ならず必ず隣あり(とくはこならずかならずとなりあり)
- 隣の家の宝を数える(となりのいえのたからをかぞえる)
- 隣の芝生は青い(となりのしばふはあおい)
- 隣の糂汰味噌(となりのじんだみそ)
- 隣の疝気を頭痛に病む(となりのせんきをずつうにやむ)
- 隣の宝を数える(となりのたからをかぞえる)
- 隣の花は赤い(となりのはなはあかい)
- 隣の餅も食ってみよ(となりのもちもくってみよ)
- 隣は火事でも先ず一服(となりはかじでもまずいっぷく)
- 汝の隣人を愛せよ(なんじのりんじんをあいせよ)
- 晩の虹は江戸へ行け、朝の虹は隣へ行くな(ばんのにじはえどへいけ、あさのにじはとなりへいくな)
- 無精者の隣働き(ぶしょうもののとなりばたらき)
「貧」を含むことわざ
- 家貧しくして孝子顕る(いえまずしくしてこうしあらわる)
- 家貧しくして良妻を思う(いえまずしくしてりょうさいをおもう)
- 居ない者貧乏(いないものびんぼう)
- 奢る者は心常に貧し(おごるものはこころつねにまずし)
- 稼ぐに追い付く貧乏無し(かせぐにおいつくびんぼうなし)
- 稼ぐに追い抜く貧乏神(かせぐにおいぬくびんぼうがみ)
- 稼ぐに貧乏追い付かず(かせぐにびんぼうおいつかず)
- 器用貧乏人宝(きようびんぼうひとだから)
- 食わず貧楽高枕(くわずひんらくたかまくら)
- 巧者貧乏人宝(こうしゃびんぼうひとだから)
- 細工貧乏人宝(さいくびんぼうひとだから)
- 酒と朝寝は貧乏の近道(さけとあさねはびんぼうのちかみち)
- 七細工八貧乏(しちざいくはちびんぼう)
- 七細工八貧乏(しちざいくやびんぼう)
- 死ぬ者貧乏(しぬものびんぼう)
- 四百四病より貧の苦しみ(しひゃくしびょうよりひんのくるしみ)
- 正直貧乏、横着栄耀(しょうじきびんぼう、おうちゃくえよう)
- 職人貧乏人宝(しょくにんびんぼうひとだから)
- 死んでの長者より生きての貧乏(しんでのちょうじゃよりいきてのびんぼう)
- 辛抱に追い付く貧乏無し(しんぼうにおいつくびんぼうなし)
- せかせか貧乏、ゆっくり長者(せかせかびんぼう、ゆっくりちょうじゃ)
- 赤貧洗うが如し(せきひんあらうがごとし)
- 総領の十五は貧乏の世盛り(そうりょうのじゅうごはびんぼうのよざかり)
- 伊達の素足も貧から起こる(だてのすあしもひんからおこる)
- 長者の万灯より貧者の一灯(ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう)
- 手酌貧乏(てじゃくびんぼう)
- 八細工七貧乏(はちざいく、しちびんぼう)
- 馬鹿を笑うも貧乏を笑うな(ばかをわらうもびんぼうをわらうな)
「乏」を含むことわざ
- 居ない者貧乏(いないものびんぼう)
- 稼ぐに追い付く貧乏無し(かせぐにおいつくびんぼうなし)
- 稼ぐに追い抜く貧乏神(かせぐにおいぬくびんぼうがみ)
- 稼ぐに貧乏追い付かず(かせぐにびんぼうおいつかず)
- 器用貧乏人宝(きようびんぼうひとだから)
- 巧者貧乏人宝(こうしゃびんぼうひとだから)
- 細工貧乏人宝(さいくびんぼうひとだから)
- 酒と朝寝は貧乏の近道(さけとあさねはびんぼうのちかみち)
- 七細工八貧乏(しちざいくはちびんぼう)
- 七細工八貧乏(しちざいくやびんぼう)
- 死ぬ者貧乏(しぬものびんぼう)
- 正直貧乏、横着栄耀(しょうじきびんぼう、おうちゃくえよう)
- 職人貧乏人宝(しょくにんびんぼうひとだから)
- 死んでの長者より生きての貧乏(しんでのちょうじゃよりいきてのびんぼう)
- 辛抱に追い付く貧乏無し(しんぼうにおいつくびんぼうなし)
- せかせか貧乏、ゆっくり長者(せかせかびんぼう、ゆっくりちょうじゃ)
- 総領の十五は貧乏の世盛り(そうりょうのじゅうごはびんぼうのよざかり)
- 手酌貧乏(てじゃくびんぼう)
- 八細工七貧乏(はちざいく、しちびんぼう)
- 馬鹿を笑うも貧乏を笑うな(ばかをわらうもびんぼうをわらうな)
- 引っ越し貧乏(ひっこしびんぼう)
- 貧乏柿の核沢山(びんぼうがきのさねだくさん)
- 貧乏籤を引く(びんぼうくじをひく)
- 貧乏怖いものなし(びんぼうこわいものなし)
- 貧乏難儀は時の回り(びんぼうなんぎはときのまわり)
- 貧乏人の子沢山(びんぼうにんのこだくさん)
- 貧乏は達者の基(びんぼうはたっしゃのもと)
- 貧乏花好き(びんぼうはなずき)
「鴨」を含むことわざ
- 逢い戻りは鴨の味(あいもどりはかものあじ)
- 家鴨も鴨の気位(あひるもかものきぐらい)
- いい鴨(いいかも)
- いとこ同士は鴨の味(いとこどうしはかものあじ)
- 鴨が葱を背負って来る(かもがねぎをしょってくる)
- 鴨葱(かもねぎ)
- 鴨の水搔き(かものみずかき)
- 献上の鴨(けんじょうのかも)
- 人の噂を言うは鴨の味(ひとのうわさをいうはかものあじ)
- 人を謗るは鴨の味(ひとをそしるはかものあじ)
- 醜い家鴨の子(みにくいあひるのこ)
「味」を含むことわざ
- 逢い戻りは鴨の味(あいもどりはかものあじ)
- 味なことをやる(あじなことをやる)
- 味も素っ気もない(あじもそっけもない)
- 味を占める(あじをしめる)
- 味をやる(あじをやる)
- 後味が悪い(あとあじがわるい)
- いい気味(いいきみ)
- 医者と味噌は古いほどよい(いしゃとみそはふるいほどよい)
- いとこ同士は鴨の味(いとこどうしはかものあじ)
- 薄気味が悪い(うすきみがわるい)
- 薄気味悪い(うすきみわるい)
- 縁は異なもの、味なもの(えんはいなもの、あじなもの)
- 気味がいい(きみがいい)
- 気味が悪い(きみがわるい)
- 糞も味噌も一緒(くそもみそもいっしょ)
- 糞も味噌も一つ(くそもみそもひとつ)
- 食らえどもその味わいを知らず(くらえどもそのあじわいをしらず)
- 下駄と焼き味噌(げたとやきみそ)
- 小気味がいい(こきみがいい)
- 三味線を弾く(しゃみせんをひく)
- 敵に味方あり味方に敵あり(てきにみかたありみかたにてきあり)
- 手前味噌で塩が辛い(てまえみそでしおがからい)
- 手前味噌を並べる(てまえみそをならべる)
- 隣の糂汰味噌(となりのじんだみそ)
- 匂い松茸、味しめじ(においまつたけ、あじしめじ)
- 女房と味噌は古いほどよい(にょうぼうとみそはふるいほどよい)
- 糠味噌が腐る(ぬかみそがくさる)
- 糠味噌臭い(ぬかみそくさい)