出る杭は打たれるとは
出る杭は打たれる
でるくいはうたれる
言葉 | 出る杭は打たれる |
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読み方 | でるくいはうたれる |
意味 | ひときわ優れた才能がある人は、妬まれたり憎まれたりするということ。また、出過ぎたことをする人は、非難されたり制裁を受けたりするということ。
並んだ杭の中に一本だけ高い杭があれば、高さを揃えるために打たれることから。 「出る釘は打たれる」「差し出る杭は打たれる」ともいう。 |
異形 | 出る釘は打たれる(でるくぎはうたれる) |
差し出る杭は打たれる(さしでるくいはうたれる) | |
場面用途 | 才能・能力 |
類句 | 大木は風に折らる(たいぼくはかぜにおらる) |
高木は風に折らる(こうぼくはかぜにおらる) | |
喬木風に折らる(きょうぼくかぜにおらる) | |
使用語彙 | 杭 / 釘 / 差し出る |
使用漢字 | 出 / 杭 / 打 / 釘 / 差 |
「出」を含むことわざ
- 愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
- 垢は擦るほど出る、あらは探すほど出る(あかはこするほどでる、あらはさがすほどでる)
- 明るみに出る(あかるみにでる)
- 顎を出す(あごをだす)
- 朝日が西から出る(あさひがにしからでる)
- 足が出る(あしがでる)
- 足を出す(あしをだす)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
「杭」を含むことわざ
- 差し出る杭は打たれる(さしでるくいはうたれる)
- 出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)
- 燃え杭には火がつきやすい(もえぐいにはひがつきやすい)
- 焼け木杭には火がつきやすい(やけぼっくいにはひがつきやすい)
「打」を含むことわざ
- 相槌を打つ(あいづちをうつ)
- 頭打ちになる(あたまうちになる)
- 一席打つ(いっせきぶつ)
- 打たねば鳴らぬ(うたねばならぬ)
- 打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)
- 打って一丸となる(うっていちがんとなる)
- 打って出る(うってでる)
- 打つも撫でるも親の恩(うつもなでるもおやのおん)
- 打てば響く(うてばひびく)
- 追い打ちを掛ける(おいうちをかける)
「釘」を含むことわざ
- 火事あとの釘拾い(かじあとのくぎひろい)
- 金釘流(かなくぎりゅう)
- 釘の裏を返す(くぎのうらをかえす)
- 釘を刺す(くぎをさす)
- 年寄りと釘頭は引っ込むが良し(としよりとくぎがしらはひっこむがよし)
- 糠に釘(ぬかにくぎ)
- 胸に釘(むねにくぎ)
- 胸に釘打つ(むねにくぎうつ)
- 胸に釘針刺す(むねにくぎはりさす)